生き物好きの息子と大分県の別府で『地獄めぐり』を楽しんできました。
温泉には全く興味がなく、「温泉なんか行きたくないよ」と言っていた子供に少しでも楽しんでもらうスケジュールを考えた結果、「生き物&食べ物」で興味を引きつつ地獄もめぐることになり、無事に親も子も大分観光を楽しむことができました。
子供も大人も満足する観光って、意外と難しいです・・・。
実は、別府温泉の地獄には、ワニや淡水魚などを見ることができる場所があるんです!
勿論、温泉地ならではの足湯や日帰り温泉もありますよ!
地獄めぐり(地獄の種類)~割引情報も!
別府温泉の地獄は、全部で7か所あります。
【割引情報】
5か所以上回る方は、共通観覧券(全7か所フリーパス)を購入した方がお得です!
共通観覧券は、どの地獄でも購入可能です。また、別府地獄組合のHPより特別割引券を印刷すると、5名様まで大人200円割引(小人100円割引)になります。
◆海地獄(国指定名勝)
コバルトブルーをした温泉で、温泉熱を利用してオオオニバスや熱帯性スイレンも栽培しています。(開花期は、5月上旬~11月下旬)
足湯(無料)もあります。
◆血の池地獄(国指定名勝)
日本で一番古い天然の地獄で、酸化鉄や酸化マグネシウムなどを含んだ赤い泥が堆積している為、池は赤く染まっています。まさに血の池、地獄と言えばコレと言う感じです。
足湯(無料)もあります。
◆龍巻地獄(国指定名勝)
豪快に熱水が噴出している間欠泉は、別府市の天然記念物です。何と、屋根で押さえなければ30m近く吹き出す力があるそうですよ!
初夏にはつつじを楽しめ、10月頃になるアサギマダラという渡りをする蝶もやってきます!
◆白池地獄(国指定名勝)
噴出時は透明な湯が、少し青みを帯びた白色の湯に変化するのだそうです。不思議ですね。
熱帯魚館では、世界最大の淡水魚ピラルクも見ることができます!
◆鬼山地獄
別名「ワニ地獄」と呼ばれ、温泉熱を利用して約80頭のワニが飼育されています。
毎週土日の10時から、ワニの餌付けも見学することができます!
◆鬼石坊主地獄
灰色の熱い泥が沸騰して盛り上がる様子が坊主に似ていることが名前の由来だそうです。
タオルさえあれば、手ぶらで入れる温泉(有料)があります。(タオルが無い場合は販売も有り。)
足湯(無料)もあります。
◆かまど地獄
氏神の大祭に、 地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来だそうです。飲む温泉、手・足の湯“蒸し湯”などがあります。
足湯(無料)もあります。
我が家の地獄めぐり&大分観光スケジュール~所要時間も!
【まず地獄めぐりから】
地獄めぐりの所要時間は①~④の4か所で約2時間でした。
一番時間がかかったのは③の鬼山地獄で、ワニの餌付け開始までの待ち時間20分、餌付けが約20分で、所要時間合計が50分程度でした。他の地獄は見るだけの駆け足プランだったので、それ程時間はかかっていません。
入場券の形もそれぞれの地獄で異なり、とてもユニークでした。絵葉書になっているものありましたよ!
①海地獄
②鬼山地獄
③白池地獄
④血の池地獄
【ランチへ移動】
⑤お食事処 とよ常本店
車で血の池地獄から30分弱です。(土曜日の昼前)
11時半頃お店に着いて、10人待ちくらいの状況でした。回転が速かったので、それ程待たずに食べることができました。
とよ常名物の「特上天丼」他、大分の名物郷土料理「りゅうきゅう丼」など地元食材を味わえます。
我が家は、大分名物の「りゅうきゅう丼」を食べるつもりで行ったのですが、揚げ物の誘惑に負けて、「穴子丼」と「特上天丼」を食べました。因みに特上天丼は、とよ常の名物だそうです。
【水族館へ移動】
⑥うみたまご
車で「とよ常本店」から10分程度。(土曜日昼過ぎ)
子供や喜んだ地獄!
◆鬼山地獄のワニ!
毎週土日の10時から行われているワニの餌付けでは、ワニの中で最も大きいイリエワニが鶏肉や馬肉を食べる姿を見ることができました!ド迫力です!?
ワニについての解説もしてくれますよ。
◆白池地獄の熱帯魚館
温泉熱を利用して世界最大の淡水魚ピラルクなどの熱帯魚が飼育されています!
◆血の池地獄の血の池プリン
やっぱり子供は甘いものに目がありませんね・・・。真っ赤な「血の池プリン」です!
海地獄の「地獄蒸し焼きプリン」も有名みたいです。食を目当てに地獄めぐりをするのも楽しそうですね!