江の島は電車でも車でもアクセスしやすく、歩いて行ける範囲に見どころがギュッと詰まった神奈川県の観光地です。そして、子供が自然を満喫できる場所でもあります。観光は勿論、それだけではない江の島の磯遊びの魅力をご紹介します。
基本情報
アクセス
車:国道134号「江の島入り口」という信号より江の島弁天橋へ入る。
電車:小田急江ノ島線・片瀬江ノ島駅下車し、国道134号に出てから江の島弁天橋へ入る。
※湘南モノレール・湘南江の島駅と江ノ島電鉄・江ノ島駅からも徒歩可能。
駐車場
島外に駐めるときは、江の島弁天橋のたもとにある江ノ電駐車センター利用すると便利です。また島内に駐めるときは、江の島なぎさ駐車場が仲見世通りに近くて便利です。他にも何か所も駐車場があります。
駐車場情報は湘南なぎさパークのHPを見ると、詳細まで確認ができとても便利です。
磯遊びの季節
気温にもよりますが、我が家では4月から11月中旬くらいまで磯で遊びます。肌寒い季節は足を水につけずに手だけ水中に入れています。
時間帯
インターネット等でその日の潮位を調べて、干潮時刻に合わせて遊びに行きましょう。
江の島イラストマップ
観光に便利なイラスト付きの地図です。江の島弁天橋を渡り島に入ってすぐにある、江の島観光案内所(8:30~17:00)でお尋ねください。橋の中間付近からべんてん丸に乗船する場合には、乗り場でも入手できます。
江の島1dayパスポートなどの各種割引サービスなどは、江の島観光案内所でお尋ねください。
服装
夏場は皆さん軽装で半袖短パンの方が多いです。ただし、滑りやすいので小さなお子様は気を付けてください。寒い時期は風が強めなので、防寒着があると安心です。
靴はビーチサンダルの方もいますが、滑りやすいのでおすすめできません。我が子は、水に入らない季節は運動靴、水に入る季節は脱げにくいストラップ付のサンダルで行くことが多いです。もし購入できるならば水陸両用のウォーターシューズがある滑りにくく重宝しますよ。
持ち物
江の島は歩きでの移動が多いので、荷物はできるだけリュックに詰められる量にするよう工夫をしています。我が家の持ち物を一例として挙げておきます。
<必ず持って行くもの>
- 柄が伸縮する魚とり用の網2本(2本あると親子で使え、追い込み漁もできる)
- 小さなプラスチック水槽
- 割りばし1本(岩に隙間に入ったカニ等を取り出す為)
<あると便利なもの>
- 子供のズボンとパンツの予備(よく転び濡らす為)
- 虫よけ
- 絆創膏と消毒液(たまに転んで岩で足を擦る為)
- 濡れたものを入れるビニール袋
稚児ヶ淵まで~徒歩ルート
①往き
往きはエスカーというエスカレーターを利用すると大変便利です。エスカーは全部で3か所。1か所だけ使うこともできますが、3か所全て使った方が割引価格となりお得です。
時間は、基本は9:00からですが、多少変動があるようです。私が行った日は8:50から運行していました。料金は以下の通りです。
大人 | 小人 | |
全区間 | 360円 | 180円 |
1区のみ | 200円 | 100円 |
2区&3区 | 180円 | 90円 |
3区のみ | 100円 | 50円 |
エスカー3区を降りると灯台が見えてきます。そこを道なりに進みます。
灯台を通り過ぎて道なりに行くと江島神社(奥津宮)が見えてきます。また少し進むと稚児ヶ淵への下り道がありますので、ここを下ってください。
海の直前にトイレがあります。多目的トイレもありきれいです。トイレを過ぎて少し下ると、岩屋橋に出るので、橋の手前を右に行ってください。すぐに磯に出ます。
②帰り
帰りは残念ながら、エスカーが使えません。稚児ヶ淵からの上りはかなり急ですが、灯台付近からはゆるやかなアップダウンになります。エスカーには乗れないのでエスカー付近の道を歩きましょう。
③抜け道
江の島入り口の青銅の鳥居から弁財天仲見世通りを通り抜けると、突き当りに朱の鳥居があります。その朱の鳥居の手前を右折すると、島の住民の生活道路としても使われている道があります。
海を眺められる林道といった雰囲気ですが、最後は商店が立ち並ぶ道(御岩屋道通り)の中村羊羹店付近に出ます。住宅わきの路地のような道もあるのでわかりにくいかもしれませんが、興味のある方は散歩してみてください。
因みに中村羊羹店は創業100年以上の江の島名物元祖海苔羊羹のお店です。海苔羊羹は小サイズで900円からあるみたいですよ!
稚児ヶ淵まで~舟ルート
江の島に渡る江の島弁天橋の中間付近に、橋と稚児ヶ淵を往復するのべんてん丸という舟の乗り場があります。天候や波の状況により休航している場合が多いので注意してください。運行していれば、3分程度で稚児ヶ淵まで行けるのでとても楽で便利です。
時間は、基本は10:00からですが、私が行った時はもう少し早い時間から運行していましたので、変動がありそうです。※お子様はライフジェットを着用します。
片道料金は
大人(中学生以上)400円、小人(6歳以上)200円です。
帰りは稚児が淵の南端にべんてん丸の乗り場があります。
稚児ヶ淵で磯あそび
カニやヤドカリや貝ならば、子供でも比較的簡単にとることができます。小魚は動きがかなり速いので網があってもなかなかとれません。
我が家ではパパが魚とり担当になっています。たまに熱帯魚の稚魚のような綺麗な魚にも出会えますよ!
観光気分で思い出づくり
最後は必ず弁財天仲見世通りで江の島名物女夫饅頭(めおとまんじゅう)を買うのが、我が子のお決まりのコースで、饅頭についてくるカードを子供が何故か集めています。
数えてみたらなんと17枚もありました・・・・・・。これからもまだまだ増えそうです。
女夫饅頭は白と黒があります。黒は黒蜜入りの皮で香ばしく粒あん入り、白は清酒入りの皮で上品なこしあん入りです。あんは機械ではなく職人さんの手作りで甘さが絶妙です。
持ち帰りは温かいまま木の皮に包んで箱に詰めお土産にしてくれます。帰ってから食べてもしっとりしていて、木の香りがふわっとして我が家一番のお気に入りです。
こちらの元祖紀の国屋本店では、店頭で食べられるお団子や、アイスとあんこを挟んだ貝の形の最中なども人気で、我が子もよく食べます。
他にもお店がたくさんあって、お土産を買ったり、たこせんべいを食べたり。子供の目的の半分は食べ物かもしれません。
疲れた磯遊びの帰りには、美味しいものを食べて江の島を満喫してみてくださいね。