【子どもと夏の味覚を】 ベリージャムづくりと北欧風ミートボール

ブルーベリー収穫 お出かけ・体験・季節行事

我が家の庭では毎年7月頃、ブルーベリーとブラックベリーが実ります。
これは我が家の夏の味覚なのですが、ブルーベリーは小鳥に先を越されてなかなか熟した実を収穫できず、ブラックベリーは家族にあまり人気がありません。

そこで今年は子どもも喜ぶように、収穫した半量を子どもと一緒にジャムにして、さらにそのジャムを料理にも使ってみることにしました。

ブルーベリーとブラックベリーは、どちらもアントシアニンなどのポリフェノールを多く含んでおり、高い抗酸化力を持っています。
また、ブラックベリーは熟すと黒くなるキイチゴの仲間で、ビタミンCも多く含んでいます。落ちる直前くらいの完熟時に収穫すると酸味が無くなりほのかに甘い味がします。
 

ブラックベリー

 
<ベリージャム材料>

  • ブラックベリーとブルーベリー(今回は冷凍したものを使用) 200g
  • グラニュー糖 80g
  • レモン汁 大さじ1

※ブルーベリーやブラックベリーはなかなか完熟のタイミングで収穫できないので、どうしても酸味が残ってしまいます。出来上がりは甘酸っぱい感じになります。ブルーベリーは色づいてから4日程、ブラックベリーは枝を揺らして落ちるくらいが食べごろです。

 

ブルーベリーとブラックベリーにグラニュー糖を入れ、弱火にかけます。少し水分が出てきたら、中火で煮詰めます。
 

ブルーベリーとブラックベリージャムを煮詰める

鍋底が焦げないようにかき混ぜて、果肉の形が崩れてきたらレモン汁を入れます。ブラックベリーは種が大きめで口当たりが気になる方もいると思います。裏ごしする場合にはこのタイミングで。我が家は果肉感を出したいので、裏ごしはしません。
 

ブラックベリーの種は割と大きめなので、面倒でなければ裏ごしをお薦めします。
ブルーベリーのみなら裏ごしなしでOK!

 
そのまま少々煮詰めてとろみがついたら出来上がりです。冷めると固くなるので、煮詰めすぎには注意してください。
 

ブルーベリーとブラックベリーのジャム

 
レモン汁にはジャムにとろみを出すペクチンが入っています。ブラックベリーにもペクチンが入っていますので、酸味が苦手な方はレモン汁を控えめにするか、レモン汁無しで作ってみてください。
 

ブルーベリーとブラックベリージャムをヨーグルトにかける

 
ヨーグルトやアイスにかけて食べても美味しいです。

料理にも使うので、今回は甘さは控えめにしてあります。パンにつけたりするには少々甘さが足りないと思います。また、長く保存したい場合には、もっと甘くすると良いでしょう。

(我が家ではすぐ使いきりますし、余れば冷凍保存します。そのため、特に容器の煮沸消毒をしたり、保存性を考えて甘くすることはしませんでした。)
 

ブルーベリーとブラックベリージャムで北欧風ミートボール

これは北欧風ミートボールです。ソースをかけたお肉や付け合わせにジャムを付けてたべます。子どもの口に合うか心配でしたが、とても喜んでくれました。作り方も簡単にご紹介します。

ハンバーグを作る要領でミートボールをつくり、180℃に予熱したオーブンで15分。クッキングシートをひけば天板も汚れず洗い物も楽です。

付け合わせは塩ゆでした人参とじゃがいも。

ソースは、子どもが好きなのでチーズでアレンジ。鍋で温めた牛乳にとろけるチーズを適量いれます。軽くとろみがつく程度で大丈夫です。味は醤油と塩で調整します。

ミートボールと付け合わせにソースをかけて、パセリを散らします。
最後にジャムを添えれば、できあがり。

ソースをたっぷりつけて、お好みでジャムをつけながら食べます。日本人には馴染みのない食べ方ですが、ジャムとお肉は想像以上に合います!良かったら一度お試しください。