【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルーを学ぼう!自由研究ネタまとめ

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルーを学ぶ~自由研究ネタまとめ 工作・科学工作

 
国旗に興味を持ち始めた息子と一緒に、『ペルーのナスカの地上絵』を工作して遊んでみました。ハチドリがの模様が有名なナスカの地上絵ですが、実は模様はたくさん!

幾何学模様の他にも、ハチドリ・クモ・サル、そして子どもでも描けそうなユニーク過ぎるネコなどなど・・・。一度見たら忘れられないネコかもしれません。

今回は、ナスカの地上絵を工作しながらペルーについて学び、小学生・中学生が自由研究にもできるネタについてもまとめてみます。

子ども達が世界の国々に興味を持ち、いずれ世界史や地理に興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。
 

スポンサーリンク

 

出典:るるぶ世界の国大百科

 
南米にあるペルー共和国(首都リマ)は、アンデス山脈を中心に古代文明が栄えた国です。

ナスカの高原に描かれた巨大絵「ナスカの地上絵」や、15~16世紀に栄えたインカ帝国の中心地クスコ、インカ帝国の空中都市「マチュ・ピチュ遺跡」などが有名です。
 

【小中学生・社会工作】世界遺産ナスカの地上絵作り~ハチドリ
ナスカの地上絵(ハチドリ)

 
またボリビアとの国境にまたがるチチカカ湖は、航行可能な湖としては世界一の高さにあり、その高さは富士山の高さを超えるほどです!

ペルーは日本の裏側にあるとても遠い国ですが、例えばジャガイモなど私達が普段食べている野菜の中にもペルー原産のものがたくさんあり、調べてみるとペルーをもっと身近に感じることができるかもしれません。
 

【材料】

  • 鉛筆
  • 粘土板(牛乳パックでもOK)
  • 木粉粘土(百均ダイソー120g程度)

    ※手に入らない場合はAmazonなどにも売っています。
    粘土(Amazon)>>
【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~木粉粘土
ダイソー木粉粘土

 

【あると便利なもの】

  • 木工用ボンド
  • ラップの芯など粘土を伸ばす棒
  • ストロー(穴開け用)
  • 割りばし

 

【自由装飾】

黒いフェルトはぎれ、刺繍糸、縫い糸と針とはさみ。

 

【作り方】


粘土板(牛乳パックなどでもOK)の上で木粉粘土をこねて、ラップの芯などを使い均一に伸ばしてください。今回は120gの粘土で厚さ1cm直径12cm程度になりました。

厚みがもう少しあった方が作りやすいと思いますので適宜粘土の量を調整してください。
 

ダイソーの木粉粘土は割と乾燥が早めでした。手早く成型してください。

木粉粘土は、固まった後からでも彫刻刀などでも削ることが可能です。

 

先の丸まった鉛筆などで少しずつ粘土を削り絵を描きましょう。先を削った割りばしや粘土ヘラでも可能ですが鉛筆の方が使いやすかったです。くずがポロポロ出てきますので、手で優しく払ってください。

穴を開けたい方はストローを使って小さな穴を開けてから、割りばしで穴のサイズを調整すると便利です。(穴の大きさは乾いてから削って調整することも可能です。)
 

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルーを学ぶ~自由研究ネタまとめ

 

今回は子供がフェルトに刺繍をして、民族衣装風の色合いのひもを作りました。我が子は手先が不器用なので、大騒ぎしながらかなり粗めの波縫いをしていました。余った刺繍糸はタッセルにして飾ってもカワイイと思います。
 

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルーを学ぶ~自由研究ネタまとめ

 

ひび割れしやすいので、ある程度乾いてから、ひびの補修と仕上げを兼ねて、木工ボンドを表面に手で薄っすらと塗ります。仕上がりはニスを塗ったようなツヤが出ます。耐水性はありませんのでご注意ください。
 

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~サル
ナスカの地上絵工作(サル)

 

スポンサーリンク

 

小学生・中学生がペルーを学ぶのにおすすめのネタをまとめてみました。良かったら自由研究のネタとしても参考にしてみてください。我が子は国旗に興味を持っていたので、国旗のことを親子で調べました。

【ペルーの国旗】

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルー自由研究ネタ国旗
ペルーの国旗

 
ベースの赤と白は、ある鳥の色に由来しています。

中央には動物、植物の他、よくよく見るとリボンまで。動物は比較的なじみのある生き物でした。木はインカ帝国や大航海時代には薬として重宝された聞きなれない名前の木でした。

そして一番息子が盛り上がったのは、真ん中の不思議な形の黄色いものは一体何なのか?という点です。豊かな資源を象徴する絵なのですが・・・。面白いので是非調べてみてください。

国旗は何度か変更されているので、今までの変遷を調べてみるのも面白そうです。
 

【古代アンデス文明について】

【小中学生・社会工作】ナスカの地上絵作り~ペルー自由研究~インカ帝国マチュ・ピチュ遺跡
空中都市マチュ・ピチュ遺跡

 
ペルーやボリビアを中心とした16世紀までの文化は、総称して古代アンデス文明と呼ばれています。有名なところでは、ナスカ文化・モチェ文化・インカ文化などがあります。

中でも、世界遺産としても登録されている動物や幾何学模様を大地に描いた『ナスカの地上絵』や、インカ帝国の空中都市『マチュ・ピチュ遺跡』などが有名です。

時々、博物館や美術館で古代アンデス文明の展示を行っていることがあります。土器や織物、ミイラや黄金など、知らないことを学ぶ機会になると思います。
 

スペインがインカ帝国が滅ぼした歴史も調べてみよう!

スペインのピサロはインカ帝国の王に何をしたのか?その後ヨーロッパに何を持ち帰ったのか?色々調べてみてみよう?

 
【特産品・料理など】

例えば、トマトやジャガイモなどお馴染みの野菜の中にも、ペルー原産のものは結構多いです。他にもたくさんあるので調べてみてください。ペルー原産の野菜で料理をしてみたり、ペルー料理を味わって楽しんでみるのも面白いと思います。

我が家では、ドイツ料理とエジプト料理が息子に不評で、多国籍料理を警戒されていてるため作れませんでした・・・。
調べてみたところ、クックパッドでもペルー料理のレシピがありました。(名物グルメ:ロモサルタド、セビーチェ、クイ・アル・オルノなど)私が住んでいる街には、ペルー料理店もありましたよ。
 

【標高】

 
マチュ・ピチュ遺跡やクスコやチチカカ湖は標高が高いです。富士山と比較してみてもおもしろそうですね。他にも例えば湖に着目して、日本一標高の高い湖は?チチカカ湖より標高の高い湖はあるの?といいった点を調べてみることもできそうです。
 

お子様と一緒に、世界の国々についてたくさん調べてみて楽しんでくださいね。