『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5』は、世界や日本各地を巡りその土地について学んだり、お金のやりくりをしたりをしたり、とんだサプライズなどがある「すごろく」に似たボードゲームです。
思考力をフル活用する要素や、地理を学ぶ要素がたくさん盛り込まれており、知育効果も大いに期待できます。
この記事では、エポック社「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」の特徴を解説してみたいと思います。
選べる5種類の遊び方
ゲーム1 まずはここから「かんたんに日本旅行ゲーム」
対象年齢5才以上で、所要時間目安は人数×5分です。
まず何から始めて良いかわからない方はここから始めれば大丈夫です。お金の使い方、コマの進め方、交通手段、秘密道具の使い方などの基本的は使い方を覚えられます。
また7地方それぞれで、どこドラカードを一枚ずつゲットしないとゴールできませんので、地名や各地の名物などが自然と頭に入ってきます。
ゲーム2 慣れてきたら少し複雑な「日本旅行ゲーム」
対象年齢は7才以上で、所要時間目安は人数×10分です。
ゲーム1にひみつ道具という魅力的なカードが追加され、スタートやゴールの位置も自分で選択できるようになります。
種子島宇宙センターから宇宙に行き、特別な特典をゲットすることもできます。
また、ワープを使って移動したり、相手を移動させたりすることが可能になります。
ルールが少し複雑になる分、楽しさも増えます。
ゲーム3 日本旅行に慣れたら「世界旅行ゲーム」
対象年齢7才以上で、所要時間目安は人数×15分です。
日本からスタートして、世界の6地域を周りそれぞれの地域でどこドラカードを一枚ずつゲットして日本に戻ってくるゲームです。日本旅行ゲームのルールがわかればすぐに始まられ、ゲームのやりごたえは一番です!
世界を一周しますので、お金もたくさん必要になります。駆け引きやお金のやり繰りをしながら、世界の地名や文化を学ぶことができます。
宇宙へ行って宇宙カードをゲットすれば、素敵な特典で地球に戻ってきたときに有利になゲームを進められることも!?
ゲーム4 宇宙をめぐるスピード勝負の「宇宙旅行ゲーム」
対象年齢6才以上で、所要時間目安は人数×10分です。
世界旅行マップ上で、日本をスタートし宇宙を一周して一番早く日本に戻った人が一番になるスピード勝負のゲームです。
宇宙に行けるのかはルーレット次第、地球に帰って来られるのかもルーレット次第、どこに着地するのかもルーレット次第・・・・・・。運が必要になってきます。
宇宙へ行けるポイントが世界に三か所しかないので、どこから行くのがよいか手持ちのお金を見ながら作戦をたてます。お金、運、作戦のバランスが大事なゲームです。
ゲーム5 簡単で地理も学べるカードゲーム「どこドラならべ」
対象年齢5才以上で、所要時間目安は15分です。
56枚のどこドラカードをプレイヤーに一枚ずつ順番に無くなるまで配り、初めの人が好きなカードを一枚出します。次の人からは地方かジャンル一致していれば、一枚ずつカードを出せます。早く手持ちのカードが無くなった人が勝ちという簡単なゲームです。
日本・世界・宇宙どのカードも使用でき、地理の勉強にも最適です。
このゲームならではの特徴
お金の計算ができる
10000ドラ、5000ドラ、1000ドラと三種類のお札があり、お金の計算をしながらゲームをします。どこドラならべ以外の全てのゲームでお金を使います。
うちの子どもはこのゲームでお金の概念を学びました。手持ちの残高を見ながら、やり繰りするのが楽しみの一つです。
地理の勉強になる
地名、国名、文化、名物などが自然と頭に入ります。うちの子どもはこのゲームでかなり地理に詳しくなりました。
ルートや交通手段を自由に選べる
通常のすごろくと違い、進むルートはプレイヤー次第です。交通手段も複数あって、手持ちのお金と相談しながらあれこれ考えられるのが魅力的です。選択次第で順位にも影響が出てきます。
ひみつ道具も使える
ゲーム2とゲーム3ではひみつ道具を使うことができて、ゲームの幅がグンと広がります。相手を妨害したり、自分に良い事があったり。時には自分も不利益を被ることがあったり。
使うか使わないかはプレイヤー次第。駆け引きも見どころです。
宇宙への興味がわく
ゲーム2、3、4では宇宙に行くことができます。
ロケットを発射する場所は、種子島宇宙センター・バイコヌール宇宙基地・ケネディ宇宙センター・ギアナ宇宙センターの4か所。皆さんは全部知っていましたか?私は2つしか知りませんでした・・・・・・。
お子様と一緒に調べてみたり、宇宙のカードに書いてある説明文を読んでみたりすることで、宇宙への興味も広がると思います。
感想
簡単なゲームから説明書をよーく読まないとならないゲームまで。本当によく考えられたゲームだと思いました。うちでは我が家流のルールを適用してみたり、アレンジしながら楽しんでいます。
地図を見ながら遊ぶのも楽しいと思います。我が家でも日本と世界の二冊の地図帳を見ながら楽しんでいます。
TVゲームばかりではなく、たまには家族でアナログゲームも楽しいと思いました。因みに、人数が2しかいなくても楽しめますよ。
うちでは雨の日の休日などにとても重宝しています。ゲームの種類が多彩なので、長期間飽きることがなく、とてもお薦めです。