【自由にコース設計】木のおもちゃ『キュボロ・クゴリーノ』でビー玉転がし

キュボロ・クゴリーノで遊ぶ子ども 知育・玩具

スイスで生まれた木のおもちゃ、cuboro(キュボロ ) cugolino(クゴリーノ)は、頭を使ってビー玉転がしを作るとても楽しい知育玩具です。

cuboro(キュボロ ) cugolino(クゴリーノ)の魅力についてお伝えします。
 

クゴリーノとは

積み木状の木のブロックに穴を開けた立方体のパーツと、長短様々なレールとを組み合わせて、ビー玉転がしのコースを作る知育や情操教育にお薦めの玩具です。

クゴリーノは、将棋の藤井聡太さんも使っていたというキュボロを、低年齢向けにしたものです。

主にブロック内部を進む玉の進行方向が想像しにくいキュボロよりも、クゴリーノの方がレールを進むことが多い分、誰にでも扱いやすいという特徴があります。
 

現在、クゴリーノは、キュボロジュニア(CUBORO JUNIOR)という商品に名称変更しています。

 

【考える力が育つビー玉転がし】想像力・集中力UP!『キュボロ・ジュニア(旧クゴリーノ)』~4年後の子供
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遊び方は無限大

各国の玩具が展示してある近所の子ども館で、キュボロを使って遊んだことがあります。Eテレのピタゴラスイッチが大好きだった我が子は夢中になって遊びましたが、玉があまり表に出て来ないので軌道を頭で想像するのがとても難しいのです。大人でも結構苦戦します。

そこで我が家では、3歳から使えるというクゴリーノを購入することにしました。初めに購入したのはキュボロ・クゴリーノで、使い込んでもっとパーツが欲しくなった頃に、キュボロ・クゴリーノ・スタートを買い足しました。後からキュボロを買い足してクゴリーノと組み合わせることもできます。
 

キュボロシリーズの説明書
キュボロクゴリーノとキュボロクゴリーノスタートキュボロクゴリーノ

 

設置する場所

できるだけ平らで安定したフローリングのような場所がベストです。なぜならば、安定した場所でないと、崩れや段差が生じでなかなか玉が進まないからです。

我が家ではリビングに柔らかいラグが敷いてあり、これでは不安定で遊ぶことができません。苦肉の策でジョイントマットをラグの上に敷いてから始めますが、ジョイントマットも継ぎ目で段差が生じやすいのでお薦めとは言えません。
 

キュボロクゴリーノで遊ぶ前にジョイントマットを準備
キュボロクゴリーノ組み立て風景1

 
ブロックの接合部に段差があると、玉の勢いが落ちたり、そこで止まってしまうこともあります。どうにもならない時は、厚紙を挟んだり、別の積み木やブロックを使用しながら子供なりに工夫して楽しんでいます。

 

自由な発想で

傾斜をつけて勢いを出す立方体のブロックと、曲線・直線・長短様々なレールとを自由に組み合わせます。落下することで玉が進むため、スタートの位置は高くしてゴールに向かって徐々に低くしていきます。

行き止まりをわざと作ったり、たまに勢い余って道を外れてしまうビー玉の為に、隠しコースを作ったり。子どもの発想で自由に作っています。
 

キュボロクゴリーノ組み立て風景2
キュボロクゴリーノ組み立て風景3

 
もっと勢いをつけたい!勢いがつきすぎて玉が飛び出してしまう箇所に壁を作りたい!
そんな時には、クッキングペーパーの芯のスロープや牛乳パックの壁などを工作して、改造することもあります。
 

キュボロクゴリーノでビー玉をスタート位置に落とす
クゴリーノのコースを工作で改造

 
また、ジャムのふたをゴールに見立てて、こんなこともしています。
 

キュボロクゴリーノのゴール目前
キュボロクゴリーノでゴールするとフラッグが立つ

 
家にあるもので、簡単に色々なあそびができます。

 

試行錯誤の例

クゴリーノは少しのずれで勢いが止まったり、傾斜不足でゴールまで辿りつけなかったりと、積み木ならではの苦労があります。今回は、段差と傾斜不足でどうしても玉が止まってしまうと、子どもから相談を受けました。根本からやり直すことはせず、今のコースを生かして玉を進める方法を親子で話し合いました。

その結果、今回はレゴブロックでわずかに傾斜をつけることにしました。親子で一緒に考えると大人も楽しいと思います。
 

キュボロクゴリーノの試行錯誤
キュボロクゴリーノでレゴも使ってみる

 
ゴールもスタートも複数ある楽しいコースになったようです。
 

キュボロクゴリーノでコース完成

  

対象年齢

キュボロ・クゴリーノの対象年齢は3歳からとなっています。我が家では5歳くらいから使っていますが、小学生になった今でも十分に楽しんでいます。勿論大人も楽しめます。

少し手が触れただけで動いていますし、段差にも注意を払う必要があるので、我が子の場合には3歳時点では使いこなせなかっただろうと思います。小さいお子様は親子で遊ぶ方が楽しめそうです。
 

購入検討

キュボロに比べて初心者でも扱いやすいクゴリーノは、人気が高く入手が難しい場合があるようです。想定よりも価格が高くなってしまうケースが多いと思います。

価格が高い商品ですので、使う頻度とお値段を考えると、我が家でも購入にかなり勇気がいりました。一気に買い揃えるのではなく、気に入ったら徐々に買い足す方がお薦めです。

当時子どもが通っていた幼稚園では、木でできた温かみのある玩具が豊富に揃えてありました。ですから我が家でも、長く使えるものを子どもにと思い、購入に至りました。孫の代まで使えるしっかりしたものだと思います。
 

キュボロのどのシリーズがよいかを迷っている方は、まずはクゴリーノ・スタートから購入を検討をされるとよいと思います。

 

現在、クゴリーノは、キュボロジュニア(CUBORO JUNIOR)という商品に名称変更しています。

 
キュボロジュニア(CUBORO JUNIOR)のスタートセットはこちらより↓

 

◇◆◇ 参考 ◇◆◇ 

通っていた幼稚園が玩具の購入をしているという、静岡県にある「百町森」さんというお店のWebサイトでは、キュボロ以外のビー玉転がしの玩具も紹介されており、そちらを参考に比較検討しました。
クーゲルバーンなど類似の商品が掲載されていますので、参考にしてみてください。
百町森 ホーム>おもちゃ>種類別>玉の道 より)

我が家からは遠いのですが、一度だけ実際の店舗に行ったことがあります。ヨーロッパで長く親しまれてきた木のおもちゃを中心に揃えてある、大人もワクワクする本当に素敵なお店でした。また行きたいのですが、遠くてなかなか・・・・・・。
百町森さんのWebサイトだけでも見てみると、とても参考になりますよ。