手のひらサイズの箱水族館を、覗き穴から覗いてみると・・・。中には、どこまでも続く水中の世界!
鏡の反射を利用した簡単な水族館の作り方をご紹介します。
箱の中に何を絵描くか?何を入れるか?で、全く違う世界を作ることができます。あれこれ試して自分だけのオリジナル水族館を工作してみてください。小学生の夏休みの自由研究工作にもおすすめです。
用意するもの
【必ず必要なもの】
- 鏡と同じサイズの厚紙などの画用紙(今回は工作用紙を使用):4枚
- プラスチック製の薄くて四角い鏡:2枚
鏡は覗き穴を開ける必要がありますので、ガラス製のものは固くて使えません。歪みが小さくハサミやカッターでも切れるプラスチック製などの鏡がおすすめです。
私が工作に使用した鏡はこちらの商品です。
【中に入れるもの例】※今回工作した材料
- 小さな色画用紙:赤色と青色各1枚
- 透明のストロー:1本
- モール:適量
- スパンコールテープ:適量
他にも石ころや貝殻など自由にアレンジしてみてください!
【装飾用】
- ポスカや蛍光ペンなどのペン類
- ホログラムシール(100均ダイソー)
【道具】
- ハサミ
- カッター
- 定規・鉛筆(下書き用)
- セロテープ・両面テープ
作り方
1.覗き穴を作る。
2枚の鏡のうちの1枚だけに、覗き穴をつけます。端から約7mmの位置に、カッターを使い1cm四方の穴を開けてください。(図1参照。)
プラスチック製の鏡はカッターで切ることができますが、固いので数回同じ場所に切れ目を入れる必要があります。力もある程度必要です。刃物に不慣れなお子様の場合には、大人が穴を開けてあげてください。
2.画用紙の絵柄を描く。
底面と左右側面合わせて3面に絵を描きます。模様をどのように描くかで雰囲気が変わってくるので、余裕があればマスキングテープなどで仮組み立てをして様子を見ながら書いてみてください。
3.組み立てをする。
絵柄が決まったら、図1のように配置して、裏側をセロテープで固定しながら箱状に組み立ててください。
4.中に入れるものを作る。
モールをくねくねと丸めただけの海藻。
ストローの先にセロテープで貼ったカニ。ストローには、スパンコールテープをらせん状に巻いてセロテープで貼ってあります。
赤いカニの裏側は青いカニにしました。赤と青のカニの間に先端を少し潰したストローを挟んで、両面テープかセロテープで固定してください。
こんな感じで上からカニを下ろして、覗き穴から覗いてみてください!
5.箱の外側を装飾する。
お好みで箱の外側を装飾してください。今回は簡単にホログラムシールを使いました。
覗いてみるとこんな感じです。
中身はただ置くだけでも、上から何かをぶら下げても、アイディア次第で自由にアレンジ可能です!
まとめ
覗き穴が開けられる四角い鏡さえあれば、工作自体はとても簡単です。
子どものアイディア次第で、ユニーク&オリジナルの工作になると思います。試行錯誤をしながら、鏡の不思議な世界を楽しんでみてください!