のんびりと自然を満喫したい！じゃぶじゃぶ子どもと思う存分水遊びがしたい！桜など四季折々の花見を楽しみたい！川と親しみたい！
そんな要望を皆叶えてくれる公園が、神奈川県にある相模川自然の村公園です。
特に夏場は、公園の至る所で水遊びができ、簡易テントでランチを楽しみながらじゃぶじゃぶ水遊びを楽しむ親子連れの方でにぎわいます。
2024年小川放流時期
3月30日（土）～ 10月31日（木）までです。
※清掃日【予定日：5月30日（木）、6月18日（火）、7月16日（火）、8月27日（火）、9月17日（火）】については利用不可。
公園の隣には、バーベキューができるキャンプ場や釣り堀もあり、1日中のんびりと休日を過ごすことができますよ。トイレなどの設備もとてもきれいです。
相模川自然の村公園は、富士の湧水を水源とする相模川がすぐ隣を流れており、アユ漁が解禁になると釣り人達が集まる人気スポットでもあります。アユ漁を眺めながら散策したり、川で石ころを投げて遊んだり、浅瀬に足だけ浸してみたり、花見をしたり・・・。
今回私は、息子と一緒に水遊びと川原や浅瀬で生き物とりをしてきました。
相模川自然の村公園の水遊びだけじゃない、素敵な魅力の数々をご紹介します。
※目次のリンクより、お好きな項目に移動して読むことができます。
基本情報
【公共交通機関】
京王線・JR横浜線の橋本駅南口からバスに乗ります。バスはコミュニティバスか路線バスを利用しましょう。
①コミュニティバス
2番：相模川自然の村行き：乗車時間約26分
※最新情報は相模原市の市政情報よりご確認ください。
②路線バス（神奈川中央交通）
3番：（橋33）上大島行き（西橋本経由）：乗車約14分、下車15分
2番：（橋36）上大島行き（六地蔵・九沢自治会館前経由）：乗車約18分、下車15分
※最新情報は神奈川中央交通HPでご確認ください。
【自動車】
相模原ICから約15分
駐車場
第1：61台（障害者専用4台）
第2：22台
【開園時間】
7：00～18：00
注）古民家園は、
9月～6月 9：30～16：30
7月～8月 9：30～17：30
年中無休（古民家園は年末年始休園あり）
混雑情報～7月夏休み直前の日曜の情報
夏休み直前の日曜日、午前9時前に着いた際の情報です。
第一駐車場にまだだいぶ空きがありました。簡易テントを設置して休憩場所を確保したり、既に水遊びを始めている方もそれなりにいました。
午前11時前の帰宅時には、水遊びしている方も増えていましたが、公園は広いので問題なく遊べる感じでした。ただし、第一駐車場は満車で3、4台の車が空きを待っていました。
ご参考までに。
公園内のようす
水遊び～四季の小川
至る所に水が流れています。
子どもは水着の子が多く、大人でも水着の方がたくさんいました。浅いので、小さなお子様も安心です。（我が家は全員、洋服のまま足だけ入りました。）
簡易テントを出して、ランチをしたり休憩をしたり、のんびりと休日を過ごせます。足だけ浸かっても涼しくなって気持ち良かったです。
※例年は4月から9月末頃まで放流されているようですが、私が訪れた年はコロナの影響で7月～8月のみでした。また清掃日には放流されませんのでご注意ください。（今年の清掃日は7／28水曜日です。）
最新詳細は、相模原市のHP・施設マップから「相模川自然の村公園」を検索して確認してみてください。
古民家園～神奈川県指定重要文化財
江戸時代（推定）に建てられ、移築・復元された「青柳寺庫裡（せいりゅうじぐり）」という古民家を誰でも自由に見学できます。神奈川県指定重要文化財でもあるそうです。よく体を拭いてから入りましょう。
庫裡（ぐり）とは、元寺の台所をいい、転じて住職や家族の居間のことなのだそうです。（パンプレットより。）
お子様に人気のスポットではないかもしれませんが、私はかなり好きな場所でした。息子も予想外に褒めていましたよ。
まず、物凄く手入れが行き届いているんです。そして、中は殆ど何も置いてない。窓も全開！人も少ない。涼しい！だから、ゆっくり見学できます。
萱葺き屋根もこのアングルだと迫力がありました。分厚いのにこんなに整っているなんて・・・・・・。
私が一番気になったのは、洗い場です。日曜大工でも作れてしまう程のシンプルな構造で驚きました。興味のある方は探してみてください。
四季の花々～春には桜まつりも！
特に桜の時期には、相模川自然の村公園と隣接の上大島キャンプ場で『おおさわ桜まつり』という大規模なお祭りがあるそうです。
それ以外の時期にも、スイセン、アジサイ、サルスベリなど季節の花を楽しめる花壇があるので、ゆっくり散策するのも良さそうですね。
パノラマ展望台～相模川を一望
相模川と公園を一望できるパノラマ展望台。7月から9月にかけては、斜面に植えた一万株のサルスベリ（通常より低木の品種）を楽しむことができます。
芝生広場
芝生広場は、広々していて程よく木陰もあり、お子様がのびのび遊べます。すぐ隣にトイレがあります。
犬などペットについて
犬を連れてお散歩をしている方は、ごくわずかでした。
公園内の水場は動物が入れません。また、芝生広場にも入れません。隣接のキャンプ場にも入れません。
ペットは散歩だけと割り切るか、連れていかない方が無難かもしれません。
相模川に親しむ～公園のすぐ横
公園内から川原へ出ることができます。
岸から1mくらい（場所による）は藻が生えた浅瀬ですが、すぐに深くなります。アユ釣りをしている方も数名いましたが、だいたい大人の腰の近くまで水がありました。何度か釣れているところを見かけました！
子どもが川の中に入るのは危険だと思います。ご注意くださいね。
川に繋がっている浅い池のような水場が数か所ありますので今回はそこで、生き物を探してみました。
川に繋がっている水場だったので、想像よりも冷たい水でした。
貝やシマドジョウやアメンボなどがとれました！一番大きなドジョウで12cmくらいありました。
相模川に石を投げて水切りをしたり、石ころを拾ったり・・・。
虫とりも楽しみました！捕まえたのはトノサマバッタ！！（だと思います・・・。）
たまたま水に落ちてきたので、偶然とれて興奮。6、7cmくらいありました。
あとは、オニヤンマやイトトンボなどトンボが多かったです。
一番驚いたのは、人生で初めて見た『ハグロトンボ』です！！羽が真っ黒！
すぐに飛んでいってしまい写真が撮れなかったのですが、こんなトンボです！
川に直接入らなくても、川原を満喫できました！
隣接する遊び場
公園の敷地のすぐ隣に、バーベキューができる『上大島キャンプ場』と『大島へら釣場＆大島ファミリー釣場』がありました。
上大島キャンプ場
無料駐車場450台を備えた、市営のキャンプ場です。公園のすぐ隣にあります。私が訪れた際にも、多くの方がバーベキューを楽しんでいました！
広い炊事場、温水シャワー、レンタルや販売の機材、きれいなトイレ（多目的トイレも有り）。自販も多数・・・・・・。設備が整っています。
デイキャンプの場合、10人まで1000円。安くないですか？
初心者でも行きやすそうだなと思いました。
利用は事前予約が必要です。上大島観光協会のHPでご確認ください。
※ペットの同伴は禁止です。
釣り堀～大島へら釣場＆大島ファミリー釣場
せっかく相模川に来たから、釣りでもしたいな・・・。
そんな方は、隣接の『大島へら釣場＆大島ファミリー釣場』に行ってみましょう！
へら釣場とファイミリー釣場の二つ池が繋がっています。（子ども向けは大島ファミリー釣場の方です。）
遊漁券が必要なので、公園近くの『上大島友鮎販売所』などで購入しましょう。（小学生無料、中学生400円）
弁当・軽食・ドリンク・土産の他、貸し竿や餌の販売もあるので、販売所で聞いてみてください。
近隣の遊び場
近隣の遊び場を2つご紹介します。
相模川ふれあい科学館～アクアリウムさがみはら
淡水魚を中心とした、相模川の生態系を学ぶことができる水族館です。魚のえさやり体験や、特別企画展なども見どころです。今の時期は、アマゾン探検隊という夏季特別企画展を行っています。
加えて、国の特別天然記念物に会うことも！
ちなみに水族館の目の前の池では、水遊びをすることもできるんですよ！
公共の宿・相模川自然の村 清流の里～レストランのみもOK
公共の宿泊施設で、とてもリーズナブルな価格で宿泊することができます。
また宿泊しなくても、相模川の景色を楽しみながらレストランでお食事だけをとることも可能です。
自然の村公園から徒歩5分程度なので、興味のある方は調べてみてください。
買い出しお店情報
ピクニック、バーベキュー、水遊びなどに必要な道具が揃いそうな、買い出しスポットのご紹介です。
コンビニ
車で10分かからない場所に、コンビニ・セブンイレブン（相模原上大島店）があります。駐車場も広いです。
ホームセンター
車で10分程度の場所に、ホームセンター・カインズ（城山店）があります。
スーパー
車で10分程度の場所に、スーパーアルプス（相模原インター店）があります。
まとめ
自然の豊かさと、整備された公園内。地域の方の相模川への思いを感じたような気がしました。子どもだけではなく大人もゆったりとした時間を過ごせる公園です。
水遊びができる時期は限られていますが、水遊び以外にも魅力がたくさん！
普段は川よりも海で遊ぶことの多い我が家には、とても新鮮な場所でした。
キャンプとまではいかなくとも、簡易テントを持参して遊びに行けば、季節を問わず楽しめると思いました。