貝殻やシーグラスを使って、海をイメージした『木製・貝殻キーフック』を子どもと一緒に工作しました。
材料はビーチコーミングで拾った貝殻やシーグラスを中心に、マイクロプラスチックごみやビーズなどを使っています!
その他の材料は100均で揃えましたが、ホームセンターやネットでも簡単に手に入ります。
家にあるいろんな材料を組み合わせてオリジナルの『木製・貝殻キーフック』を作ったら、是非毎日使ってみてください!
壁に取り付ける際の注意点もお伝えします。
木製・貝殻キーフックの材料
◆板 (今回は100均ダイソーで購入)
はがきサイズ板厚8mmの版木用の板を使いました。木ねじを付ける際にねじが貫通しないよう、もう少し厚め(10mm程度)の板厚はあった方が作りやすいと思います。
ホームセンター等で購入するか、インターネットで探してみてください。
◆吊り金具(今回は100均ダイソーで購入)
直径1.0mmのアルミ自在ワイヤーをペンチで丸めて作りました。
入手できる方は、ネジ長が10mm以下の三角吊りカンなどを使用すると、見た目がよくなると思います。
◆お好みのキーフック(今回は100均セリアで購入)
鍵をぶら下げるだけなので、あまり荷重は気にしなくても大丈夫です。接着タイプでも木ねじタイプでもお好みのものを選んでください!
◆装飾に使う材料
貝殻とシーグラスは、ビーチコーミングで子どもと拾ったもの以外に、100均ダイソーで購入したものも使っています。
その他、海で拾ったプラスチックごみや家にあるビーズを使いました。
◆その他・必要なもの道具類
ボンド、油性マジック、キリ、ドライバー。
アルミ自在ワイヤーで吊り具を作る時には、ニッパーとペンチ(ラジオペンチや平ペンチ)が必要です。
木製・貝殻キーフックの作り方~貝殻の接着方法も!
1.吊り用の輪を作る。
板の上部に2か所、キリで穴を開けます。
アルミ自在ワイヤーを30cm程度に切ってから、図1のように穴に通します。今回は比較的細い直径1mmのワイヤーを使用したので、補強の為にワイヤーを二重にしました。
板厚によっても異なりますが、板厚8mmの場合、鉛筆を2本くらいを挟んでワイヤーを巻くとやりやすかったです。板厚が厚い場合や、穴径を大きくする場合にはもう少し広げてください。
鉛筆を抜いてから、ペンチで一回転ねじって輪を作ります。(図2参照。)
輪は手前ではなく、壁側(裏面)に寄せて作りましょう。
余ったワイヤーは、裏面でワイヤーの端同士をねじってとめておきましょう。
2.キーをかけるフックをとりつける。
木ねじタイプの場合には、キリで少し下穴を開けてからドライバーで取り付けるとやりやすいです。
3.貝殻などを装飾する。
今回使用した程度の貝殻であれば、ボンドで接着が可能です。平置きで一日程度乾かしてください。
注)重量が重すぎるものを接着する時は、グルーガンを使ってください。
今回は、ボンドで貝殻やシーグラスを接着するコツをお伝えします!
①接着面の少ない貝殻は貝殻と板の両方にたっぷりとボンドをつけましょう!
②浅い二枚貝の貝殻は中を全てボンドで埋めると確実に接着できます。すこしボンドがはみ出すくらいでOK!
③心配な箇所は後からボンドを盛りましょう。
ボンドはたっぷりと!ボンドのクリームの上に貝殻を乗せるようなイメージで接着するとしっかり接着できますよ。
4.完成品
息子は、シーグラスや貝殻に油性ペンで絵を書きました。魚とイカだそうです・・・。
壁に取り付ける時の注意点
◆吊り金具について
今回は吊り金具をアルミワイヤーで作りましたが、三角吊りカンなどを取り付けると更に見た目がよくなります。安価で、ネットで購入することもできます。
取り付ける時は、板の裏面につけましょう。板の上部に付ける方法の他、図3のようにフックが見えない位置に取り付ける方法があります。
◆石こうボード用フック
画びょうで取り付けると緩んでくることがあり、重いものをぶら下げるには少し不安がありますよね。
そういう時は、石こうボード用のフックを使うと便利です。金槌でピンを打つものから、指で押し込むタイプのものなど様々なものが販売されていますので、ネットなどで検索してみてください。
◆吊り金具で壁に傷が付きそう・・・
吊り金具が壁に擦れて壁が傷つきそうだなと思ったので、私は裏からアルミ自在ワイヤーをマスキングテープで保護しました。
図3のような取り付け方法であれば、そもそも吊り金具と壁が接触しなくて済むと思います。
是非、自分だけのオリジナル木製・貝殻キーフックを工作して、そして実際に使ってみてくださいね!