厚紙と折り紙があれば、子供から大人まで楽しめるオリジナルのミニチュア屏風ができてしまいます。絵柄はアイディア次第で無限大!和風にもモダンにもアレンジできますよ。
小学生向けの作り方から幼児でも作れる簡単な作り方まで、詳しくお伝えしていきます。
材料
・工作用紙(無ければ厚紙でOK)
・背景用の折り紙(15cm×15㎝)
・縁取り用の折り紙
・装飾用の折り紙
・スティックのり(無ければ液体でもOK)
・マスキングテープ
・油性マジックなど(装飾用)
作り方
①工作用紙で屏風のベースを作ります。
工作用紙を切って、8㎝×16㎝の短冊を4枚用意します。工作用紙は、測る手間が省け、反りも出にくいのでおすすめです。(厚紙でも代用可能)
まず2枚を1つに貼り合わせてます。これを2セット作りましょう。液体のりだと反りが生じやすいので、なるべくスティックのりを使うときれいにできますよ。
※液体のりの場合には薄めに塗ってしばらく重しを乗せて反りを調整してください。
★幼児用
2枚重ねが面倒な場合には、左右一枚ずつでもOK!
16cm四方の色画用紙(可能なら二枚に重ね)を中央で二つ折りにして使用してもOK
②縁取り用の折り紙を切ります。
約2cm×15cmの幅の帯を作ります。屏風の片側で4本必要なので計8本用意します。今回はダイソーのモダン和柄千代紙という商品を使いました。
折り紙は縦に2等分、更に2等分、更にもう一度2等分に折ってから切ると定規なしで8等分できます。
★幼児用
100円ショップのマスキングテープやホログラムテープやビニールテープなどを使ってもOK!
但し表面がツルツルした素材のテープは上に何かを貼る時のりがはがれやすので注意してください。テープ幅は1.5cmくらいはあった方が作りやすいです。
③屏風のベースに縁取り用の折り紙を貼っていきます。
縁取り用の帯は、あらかじめ縦二等分の折り目を付けておくと作業しやすいです。定規を当てるときれいに折れますよ。
のりをしっかりつけて、屏風の縁に貼っていきます。縦2辺を貼ったら、縦の端を隠すように横2辺も貼ります。余った帯は1cmくらいにカットしておきます。
最後に余った分を裏に折り返してのりでしっかり固定します。
④屏風の背景用の折り紙を貼ります。
今回はダイソーのメタリック折り紙というザラザラした金色の折り紙を使いました。どんな折り紙でも構いませんが、金色のホイル折り紙はしわやのりのはみ出しが目立ちやすいです。
折り紙を縦2等分に切ります。左右の屏風それぞれに中央に寄せた状態で折り紙を貼っていきます。左右で位置がずれないようするには、並べて位置を確認しながら貼ると上手くできます。
⑤雛人形用の洋服を貼ります。
なるべく簡単に作れるように、着物は全て正方形のパーツにしました。5cm四方・2cm四方・1cm四方の折り紙を図のように大きい順に貼り付けてください。下辺の余った折り紙は裏に折り返して貼ります。
⑥装飾をします。
顔になる紙を作って着物の上に貼ります。今回は四角の顔にしましたが、どんな形でもOK!頭飾りも作ってくださいね。
あとは自由に装飾です。今回は千代紙をただ切って貼っただけです。
★幼児用・その他アレンジ
油性マジックで絵を書いたり、シールを貼ったり、スパンコールをボンドで貼ってもカワイイと思います。お子様の年齢や趣向に合わせて楽しんでください。
⑦屏風を繋ぎ合わせます。
そのまま屏風を裏返して、中央に1枚マスキングテープを貼ります。図のように表に返して一方を机に置いて一方は45度くらいの角度にして位置を決めてください。マスキングテープは何度もやり直しがきくのでおすすめです。
同様に上下2か所くらい、マスキングテープで固定しましょう。貼り方で開き具合が変わりますので、ここでお好みの位置を決めてください。
★幼児用
難しい時は閉じた状態で裏から固定してください。左右の隙間は大きくなりますが微調整が不要になります。
ちょっと立体の工作にしただけで絵とは違った雰囲気になります。
男の子しかいないご家庭でも是非お試しくださいね ♪
二枚貝の装飾方法は、こちら↓の記事を参考にしてください。