生き物や自然が大好きな我が家は、どちらかと言えば、バーチャルよりは本物を実際に体験したい派です。
ところが、「ずかんミュージアム銀座(ZUKAN MUSEUM GINZA)に行ってみたい!」と息子に懇願され、半信半疑で行ってみることにしました。
「ずかんミュージアム銀座」は、小学館の図鑑NEOがプロディースしている施設で、バーチャルの世界でありながら、まるで本当に自然体験をしているような感覚で生き物たちの姿を楽しめ、且つ生態などの知識も学ぶことができるミュージアムです。
結局、
バーチャルにしかない素晴らしさや工夫が、たくさんある!
ということに気が付きました。
大都会銀座ということもあり料金も決して安くはないので、子供と一緒に最大限に楽しめるよう、「ずかんミュージアム銀座ならではの魅力とは何か?」を中心に、
- 割引・料金・チケット予約購入情報
- アクセス(駐車場情報も!)
- 所要時間・遊び方・混雑状況
- 感想&ミュージアムショップで絶対買った方が良いと思ったグッズ!
など、子供の様子と親目線の感想などをお伝えします。
ずかんミュージアム銀座が入っているビル(東急プラザ銀座)には、大型の駐車場が隣接しているので、駐車場情報も詳しくお伝えしていきます。
ずかんミュージアム銀座~基本情報
『ずかんミュージアム銀座』は、東京銀座にある東急プラザ銀座の6Fにあります。
◆営業時間
平日:11:00~19:00
土・日・祝:10:00~19:00
定休日なし
◆料金・割引情報
料金(税込) | 大人 (18歳以上) | 中学生 ・高校生 | 小学生 | 未就学児 (3歳以上) |
通常 | ¥2,500 | ¥1,700 | ¥1,200 | ¥900 |
ハンディキャップ | ¥1,700 | ¥1,200 | ¥900 | ¥600 |
※ハンディキャップ料金で入場できる付添人は1名まで。
ずかんミュージアム銀座の割引情報は特に見当たりませんでした。
駐車場(タイムズ東急プラザ銀座)も、ずかんミュージアムは割引対象外になりますので、ご注意ください。
◆チケット予約・購入について
チケット予約と購入を事前に行う必要があります。
購入方法は、
- ずかんミュージアム銀座公式HPより、日時予約とチケット購入を同時に行う。(クレジットカード決済。)
- ローソンチケットでチケット購入した後に、ずかんミュージアム銀座公式HPより日時予約を行う。
※ローソンチケット購入及び購入後の流れは、下記リンクの「ローソンチケット」ボタンより確認が可能。
の2通りから選べます。
私は、1の方法でチケットを予約・購入しましたので、その手順もご紹介します。
①
上記リンクの「公式オンラインチケット・来館予約」ボタンを押します。
②
日付を選択して、空き状況の確認をしましょう。
確認後は、利用規約に同意して次へ。
③
入館チケットの欄で、日時を選択しましょう。
必要な方は、記録の石の追加購入も可能。
④
チケット枚数を選択して次へ。
⑤
チケットの詳細を選択。
⑥
最後に、電話番号やメールアドレス、クレジット情報などを入力して、クレジット決済でチケットの購入をします。
⑦
購入が完了すると、登録したメールアドレスにメールが送られてきます。
メールに記載されている照会URLをクリックし、確認番号と登録した電話番号を入力すると、予約した日時の24時間前からQRコードが表示されます。
このQRコードを、当日提示しましょう。
◆アクセス(駐車場情報も!)
【電車利用の場合】
・東京メトロ
銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」C2、C3出口から徒歩1分
日比谷線・千代田線「日比谷駅」A1出口から徒歩2分
・都営地下鉄
三田線「日比谷駅」 A1出口から徒歩2分
・JR
山手線・京浜東北線「有楽町駅」銀座口から徒歩4分
【車利用の場合】
駐車場は、東急プラザ銀座に併設された「タイムズ東急プラザ銀座」か、その隣の「西銀座駐車場」を利用すると便利です。
・タイムズ東急プラザ銀座
全174台収容の機械式の駐車場です。
駐車料金は310円/30分です。(最大料金あり。)
東急プラザ銀座で買い物をすると、
2,000円(税込)以上で1時間
5,000円(税込)以上で2時間
3,0000円 (税込)以上で4時間
の駐車料金割引サービスがありますが、ずかんミュージアムを含む一部の店舗は対象外です。
詳細はタイムズの駐車場検索よりご確認ください。
タイムズ東急プラザ銀座リンク>>
・西銀座駐車場
東急プラザ銀座の目の前の通り、西銀座通り(外堀通り)の真下を利用した巨大な地下駐車場です。
収容台数は、なんと地下2階分合計800台で、とても広々した自走式の駐車場になっています。
駐車料金は 310円/30分です。 長時間駐車料金は公式HPをご確認ください。
ずかんミュージアム銀座~遊び方概要
ずかんミュージアム銀座の、遊び方や所要時間や混雑状況などをお伝えします。
◆遊び方
とても簡単に遊び方を説明すると、出会った生き物を記録の石に記録していくんです。
どんな時でも記録できるわけではなく、画面のヒントを見ながらそっと近づきタイミングを見計らってボタンを押します!
ポケモンをゲットする感覚に近いです。簡単なので幼児でも大丈夫ですよ!
息子も記録に夢中でした。
無事に記録できると、その生き物の特徴などが画面に表示されます。
毎回同じ生き物に出会えるとは限らず、天気や時間が刻々と変わり、出てくる生き物も変わったりします。
◆所要時間
記録の石の効力は、50分程です。
効力が切れても中に留まることも可能ですが、通常は効力が切れた時点で出口へ向かいます。
ですから、所要時間は1時間前後といったところだと思います。
24時間の変化を24分で再現しているそうです。
夜になったり、突然雷雨になったり、時間や天気の変化を楽しめます!
◆混雑状況
私は、日曜日の10:00から予約しました。
ビルの営業前に到着したので、屋外のエレベーター前に待ちの列ができていました。10分前で前に30人程並んでいました。
予約しているとは言え、記録の石の説明やガイダンスなどがあるため、受付前でも多少並ぶ必要がありました。混雑時はすんなりは入館できなそうです。時間に余裕を持って出かけてみてくださいね。
予約制なので全体の混雑度はそれ程ではありません。しかし、ミュージアム内の人が集中するエリアでは、割と混雑していて密になりがちでした。
口コミによると、土曜日より日曜の方が混雑しているようです。
ずかんミュージアム銀座~感想
映像技術の素晴らしさは、是非実際に体感してみてください!リアルです!!
こちらの記事では、私達親子がココがすごい!と思った魅力や工夫を中心にお伝えしていきたいと思います。
また、最大限にずかんミュージアム銀座を満喫するために、これだけは買っておきたいミュージアムショップオリジナルグッツもお伝えします。
ココがすごい!と思ったところ
◆アングル
バーチャルの良さが思う存分発揮されているのが、自然や生き物を観賞するアングルです!
例えば、アントビューゾーンでは、アリ(虫)の目線で、地面に這いつくばっているかのような感覚で大画面の映像を楽しむことができます!
小人や親指姫になったような感覚でしょうか。
普段は決して見ることができない世界観だと思いました。
体が小さくなると聞こえてくる音だってずいぶんと大音量に!
◆臨場感あふれる演出
例えば、アンダーウォーターゾーンでは、天井にも工夫が!
今自分は、水の中にいるのではないかと感じてしまう仕掛けがたくさん。
もちろん、記録の石で記録することだって可能です!!
他にも、ワイルドフィールドゾーンでは、突然大草原を駆けていく草食動物に唖然!
何が起こったの?と想像が膨らみます。
「実際のサバンナは、こんな感じなのかな~。」という気持ちで、ベンチでくつろぎながら観賞していました。
音もかなり効果的に使われています。
大きな音がすると、子供達が気になってそちらの方向に引き寄せられていましたよ。
◆移り行く時の流れ
大きな見どころの一つになっているのが、時間の流れを感じる工夫です。
同じ場所に再び訪れても、また新たな発見があり、楽しめるようになっているんですね。
突然、雷雨になったり・・・。
一度訪れた場所を数分後に訪れてみたら、すっかり日が暮れて夜になっていることも。
昼と夜では、出てくる生き物も変わってきます。
すかさず記録の石に記録しましょう!
◆くつろげる居場所
ずかんミュージアム内には、至るところに腰を下ろして観賞できるポイントがあります。
一見モニターだけど、実は座って映像を眺めながら休めたり・・・。
一見石だけど、座って水中を眺められたり・・・。
◆レア感~いるの?いないの?
ずかんミュージアム内には、一見景色しか映っていない画面もいくつもあるんです。
しばし立ち止まってみても、何も起こらない。
でも、時として生き物がひょっこり顔を出したりします!!
自分だけのレアな発見のような気がして、やっぱり嬉しい!!
いるの?いないの?気になる・・・。
時間内に全ての生き物を発見できる人は、いない気がします。
そこが、また魅力なのかもしれませんね。
◆最後まで演出
最後は、自分が記録の石に記録した生き物達を見ながら、幻想的なエンディングが!
ミュージアムショップでこれだけは買っておきたいグッズ!
私の失敗談から、これだけはミュージアムショップで買っておきたい!と思うグッズをご紹介します。
それは、ズバリ「公式生き物図鑑」です!
理由があります。
ずかんミュージアムで記録の石に記録した生き物は、最後に記録の証として出力されます。
生き物シールもプレゼントとして1枚だけもらうことができます!何が出るかはお楽しみ!
「公式生き物図鑑」 は、ずかんミュージアム銀座の中に登場する生き物達の図鑑であると同時に、シール台紙としても使えるんですね。
私は、「生き物は家にある小学館の図鑑NEOで調べればいいや、記録の証もあるし。」と軽く考えていたため、ミュージアムショップのグッズ選びで 「公式生き物図鑑」 を買いませんでした。
でも大失敗!!
記録の証を家で見たら、生き物のシルエットしかありませんでした(笑)。
これでは図鑑で調べられないし、名前も全ては覚えていないし・・・。
宿題の日記を書く時に、息子がちょっと困っていました。名前がわからないので・・・。
残念すぎますよね。
記念にもなりますし、学びにも繋がるので、 「公式生き物図鑑」 は、買っておくとよいですよ!
ちなみに、どうしても欲しい生き物シールはミュージアムショップで販売されているので、購入が可能です!
ずかんミュージアム銀座~まとめ
東京にある「ずかんミュージアム銀座」は、子どもが大好きな生き物を捕まえるという遊びの要素と、普段は目にすることができない生き生きと躍動する生き物の姿を間近で体感できるミュージアムだと思いました。
しかも、小学館の図鑑NEOのプロデュースだけあって、生き物の行動や生態についても学ぶことができます。
自然を学ぶなら本物に勝るものはないと思っていた私ですが、バーチャルだから見られる世界観があることに驚かされました。
大人や中高生の中には、もしかしたらボリュームが物足りないと感じられる方もいるかもしれません。
しかしながら、子供が生き物への興味を持つきっかけとなったり、生き物の暮らしを想像してみる力を育んだりと、多くの可能性を秘めているように感じました。
とても刺激的で、私にとっては新鮮なミュージアムでした。
機会があれば、 「ずかんミュージアム銀座」に是非遊びに行ってみてくださいね。