鹿児島の名所・桜島のすぐそばにある『いおワールドかごしま水族館』は、ジンベイザメや鹿児島ならではの生き物達に会える水族館です。
この記事では、無類の水族館好きである息子と一緒に、いおワールドかごしま水族館に遊びに行った様子をご紹介しています。
交通について~鹿児島中央駅から市電利用
私達は、九州新幹線さくらで鹿児島中央駅まで行き、そこから鹿児島駅前行きの市電に乗りました。水族館口で市電を降り、海の方向へ真っすぐ10分弱歩けばたどり着けます。

市電では、Suica等の交通系ICカードは使えませんでした。車内で小銭を両替するか、クレジットカードの支払いが可能です。クレジットカードは乗る時と降りる時両方タッチする必要があるので、使用したい方は事前に使い方を調べておくとよいかもしれません。
でっかい!黒潮大水槽~ジンベイザメも!
いおワールドかごしま水族館では、近海にいるジンベイザメを大きくなる前まで一定期間飼育して海へ還すという方法で、何代も展示をしてきたそうです。
ジンベイザメを是非見たいという方は、事前に公式HPを確認しておくと安心です。
エントランスを入りエスカレーターで上がると、

そこには、息子が一番会いたがっていたジンベイザメが悠々と泳いでいました!黒潮大水槽です!

関東から見に来た甲斐がありました!

色々なアングルから観察して、ご満悦の息子でした。

いろいろな生き物たち
大きさにびっくり!皆さんが驚いていたハタの仲間タマカイです。

こちらも大きな、にしきえびです!

小さくてかわいいウミウシもたくさんいました!ニシキアナゴとチンアナゴもやはり人気でした。

クラゲ回廊では、様々なクラゲに会えます!

大型淡水魚ピラルクも。

ずっと泳いでいるゴマフアザラシも。

おもしろい展示
いおワールド鹿児島水族館には、サツマハオリムシという珍しい生き物が展示されています。
ハオリムシはミミズなどの仲間ですが、大きな特徴は、硫化水素という毒を栄養に変えられる点で、海底温泉などにしか住むことができないのだそうです。
その特殊な体の仕組みについて学ぶことができました!一見地味ですが、貴重な生き物なので是非見てみてください。


そのハオリムシがなぜ、水族館にいるのかというと、クジラの骨に付着させることで、骨が腐る時に発生する硫化水素を栄養源とすることができるからだそうです!
次は、カイロウドウケツです。
カイロウドウケツは、ガラス質の骨格を持つ海綿で、見た目もとても美しくユニークです。自然界ではこの網目状の骨格の中に、一組のドウケツエビのペアが住んでいることでも知られており、このペアはカイロウドウケツから出ること無く一生を共に過ごすそうです。


中国の故事成語、偕老同穴が名前の由来だそうですよ。
今回はたまたま、ウミガメの赤ちゃんもいました!1才になったら屋久島の海から太平洋へ旅立つそうです。水生昆虫タガメにも会えました。

大きなヤドカリを観察したり、ジンベイザメの歯についてなど学びのコーナーもありました。

イルカショーなどイベントたくさん!
イルカショーの前には面白いご当地動画が流れてました!

イルカショーらしいパフォーマンスも勿論ありますが、

質問に答えてくれたり、イルカの生態を実験をしながら学べる構成で、イルカの事をもっと知って更に興味を持つことができました。


他にも色々なイベントがありました。
息子は一人、デンキウナギの放電を見に行きましたが、動きが速く上手く写真が撮れなかったそうです。

ちょっとブレイク~ランチやその他あれこれ
展望ホールには、アイスやドリンクの自販機があり、晴れていれば、桜島を一望することができます。(今回は雨の為、視界不良でした。)
また、いおワールドかごしま水族館でしか見られないタイヘイヨウアカボウモドキの骨格標本もありました。

海を眺めながら食事ができる館内のレストランでランチをとりました。

小さなお子様用のこんな、ミニ釣りコーナーもありました。

目の前の桜島にも是非!
いおワールドかごしま水族館の目と鼻の先には、桜島行きフェリーのターミナルがあります。今回は、あいにくの雨でしたが、せっかくの機会なのでフェリーで桜島まで渡りました。

あまり時間が無かったので、桜島ではビジターセンターにだけ立ち寄りました。桜島の成り立ちを学んだり、お土産も買うことができます。
お時間のある方は桜島観光も楽しんでみてください!