子連れでぶらっと!神奈川【相模川ふれあい科学館】アクアリウムさがみはら~水遊びも!

子連れでぶらっと!【相模川ふれあい科学館】アクアリウムさがみはら~夏は水遊びも! お出かけ・体験・季節行事

 
神奈川県に相模原市にある『相模川ふれあい科学館~アクアリウムさがみはら』に、子どもと遊びに行きました。

相模川ふれあい科学館は、すぐそばを流れる相模川に生息する淡水魚を中心に展示した水族館です!
「何だかちょっとしょぼそう・・・。」と思わないでください。

この水族館には、淡水魚だけがいるわけではなく、海の生物・小動物・水生昆虫・両生類・爬虫類など、多くの生き物が展示されています。
また、展示に工夫をこらして、相模川の生物の多様性を実感することができる学習施設でもあります。

世界最大の両生類であり特別天然記念物にも指定されている「オオサンショウウオ」がいたり、生き物とのふれあい各種イベントも楽しめます!

まさに、『ふれあい+科学館』という名称通り、楽しみと学習を融合した水族館だと思います。夏には目の前の池で水遊びもできますよ!

週末は楽しかったけど、頑張りすぎて何だか疲れてしまうことはありませんか?
この水族館は、そんな親にとってもちょうどいいボリュームだと私は思いました。

楽しいけれど、翌日に疲れを残さない!そんな相模川ふれあい科学館の魅力と、全国のおすすめ淡水魚水族館をご紹介します。
 

スポンサーリンク

 

基本情報

駐車場混雑状況~相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
水族館入り口:相模川のシンボル鮎の水槽

 
詳細は、相模川ふれあい科学館の公式HPで確認してください。
 

当サイトでは、親が気になるポイントに絞り、お伝えしていきます。

 

【駐車場】

駐車場は、第1~第3まで三か所あります。
私は土曜日の開館時刻数分前に駐車場に到着しましたが、第3に誘導されました。

大型連休など混雑時には、高田橋下河川敷(徒歩約13分)に誘導されることもあるそうです。(但し花火大会などのイベント時は、利用できない可能性があります。)

  • 第1(正門前)
    乗用車29台、障害者用2台
    混雑時は満車になりやすいです。
     
  • 第2(第1の正面)
    乗用車23台
    砂利敷きで、交通が多めの道路を横断する必要があります。
     
  • 第3(ふれあい科学館裏手)
    乗用車44台
    土曜日の朝一に行った時はかなり余裕がありましたが、帰宅時(正午頃)は満車状態でした
     
土日祝日駐車場混雑状況~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
第3駐車場(土曜日正午頃)

 

【入場制限】

入場制限~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
正午頃の入場制限待ちの様子(テントで整理券配布)

 
私が行った時は、館内定数240名超えた場合に、入場制限を行っていました。
最新情報は公式HPのトップ画面より『新型コロナウイルス感染拡大防止対策について』のページを開き確認してみてください。

この日は雨天の土曜日でしたが、正午頃には写真のように目の前の広場で整理券番号待ちをしている方々の姿が多く見られました。

木の下などで待つ方も。日差しをよけたりちょっとした雨宿りはできそうです。夏場であれば水遊びもできますが、濡れたまま入館しないようにしましょう。
 

【小さなお子様がいる方】

  • 館内は飲食禁止となっています。
  • 授乳室は2名分あるので、受付でお尋ねください。
  • おむつ交換台は各トイレにあります。
  • ベビーカー置き場やロッカーはありません。
  • ベビーカーの貸し出しはありません。
  • 水槽の展示高さが少し高めな気がします。ベビーカーに乗っていると見えにくいことがあるかもしれません。
     

【所要時間目安】

公式HPには、1時間~1時間半と記載されています。
ワークショップやイベントに参加するかどうかによっても変わってくるとは思いますが、割と短時間で見ることができる水族館だと思います。
 

【ランチ】

水族館内にはレストランがありません。飲食も禁止です。外の広場で食べるか、近隣の飲食店について受付で質問してください。公式HPの『アクセス駐車場』のページにも周辺マップが掲載されています。

ただし、土日祝日は再入館ができません。ご注意ください。
 

【イベントスケジュールの事前確認】

平日のみ開催のイベントがあったり、休止中のイベントがある可能性があります。

私が訪れた際には、「おさかなのごはんタイム」と「おさかなのおやつタイム(土日祝のみ)」は休止されていました。また飼育解説イベントは平日のみ開催となっていました。

一応、最新情報を事前に調べておくと安心です。
 

【着替え】

夏場は、外の広場(館の外)で水遊びをすることができます。濡れたまま入館できないので、水遊びの予定がある方は着替えがあると安心です。
 

見どころ

大規模な水族館ではないのですが、見どころがたくさんあります!全てはご紹介できませんが、私達親子が感じた魅力をお伝えします。

息子のランキング

★No1

特別天然記念物オオサンショウウオ~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
世界最大の両生類オオサンショウウオです。
息子曰く「やっぱり特別天然記念物だし!」だそうです。ちゃっちゃい目、鼻しか動かない大人しさ。

でも、実は夜行性で夜になると活発らしいのです。物凄い大口を開けて獲物を・・・。しかも人間なみに長寿らしいですよ。図鑑で調べると、岐阜以西にしか生息しないので、関東では割と貴重な展示かもしれません。
 

No.2

魚にエサやり~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
魚にエサやり~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
屋外では、いつでもお魚にエサやりができます!
怖い人は上から落とすだけでもOK!勇気のある方はエサを手に乗せて水中へ。息子は、「気持ちいい~!」と言っておりましたが、私にはできませんでした。迫力ありすぎです!
 

No.3

ニホンウナギ~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

相模川にもいるんですね、ニホンウナギ。息子は「えーいるの??」と感動していました。
 

No.4

カヤネズミ~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

河原にこんな子いるんですね。上手に巣作りするカヤネズミです。かわいいのですが、全然巣から出て来ない。でも息子曰く、「隣の暗くした飼育ケースでは、めっちゃ動いていたよ!」だそうです。夜行性ではないらしいのですが、明るさの違いで全く行動が違ったのが楽しかったようです。
 

母のランキング

★No.1

相模川の生態系~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
水源から河口までが再現された館内で、相模川の生態系についてたくさんの発見がありました!

例えばこんな感じです。

  • え?こんな毒生物が!
  • 海の魚だと思っていたら、川をのぼるの?
  • 在来種だと思っていたのに違ったの?
  • こんな魚もいたんだ!
  • うちで飼ってる生物もいた!

余裕があれば、じっくりと見てみてはいかがでしょうか。
 

★No.2

魚道~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
魚道~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
ビックリしたのは、魚道です!
階段式になっていたり、木杭があったり。カニロープまで!?
横から下から色々な角度からお魚を観察できるんです。私だけかもしれませんが、何分でも見ていられます。だって目の前でカニロープの上をカニが移動しているんですよ!
 

★水源はどこ?

相模川水源~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
相模川の水源はどこでしょう?思っていたよりもずっとずっと遠くて驚き!!
相模川流域ウォッチングの映像でしっかり学べて、何だか賢くなった気分になりました。
 

★特別企画展

特別企画展~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
期間限定の特別企画展!次回の展示は何か楽しみですね!

私がくぎ付けになったのは、ミナミハコフグです。落着きなく動き回るので、四角い顔の撮影に苦労しました。本当に箱みたい!
 

逃したくない見どころ←私、逃しました

★水遊び

水遊び~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
私が訪れたのは、雨の降る梅雨時期。あと少し遅ければ水遊びもできたのです。ここで遊ぶのは無料ですので、ぶらっと遊びに行くのもいいですね。
 

ここにもいた!天然記念物

天然記念物ミヤコタナゴ~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

天然記念物と知っていれば・・・。ちゃんと見ないともったいないですね。因みに神奈川県内において自然界では絶滅しているようです。
 

★各種イベント

ふれあいワゴン~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら
引用:相模川ふれあい科学館

 
私は、朝早く行って昼に帰宅したので、イベントに参加できませんでした。生き物に触れ合う体験は特に参加したかったなと、後から少々後悔。タイミングが合えば素敵な体験ができるかもしれません。
 

ここも是非!

水上散歩水槽~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
水上散歩水槽は、水槽の上を歩けてスリリング。怖がり屋の息子は立てません・・・。

水生昆虫タガメがいたり、大画面を使ってクイズなど遊びながら学べる仕掛けもたくさん!!

館内にはお土産用のショップもありました。
 

お土産ショップ~模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら

 
ものづくりワークショップも大盛況!お好きな方にはおすすめです。
 

  

スポンサーリンク

 

全国のおすすめ淡水魚水族館

淡水魚は、海の生物に比べて派手さがない分、展示方法に趣向がこらされストーリー性が強い気がします。(※個人の感想です。)

例えば地元の水辺の生態系を学ぶとか、淡水にもこんなユニークな生き物がいたのかという驚きを紹介したり、魚の遡上や一生について知ることにより川と海の繋がりを実感したり、とても発見が多かったです。

知っているようで、意外と知らない淡水の世界。
全国にある、おすすめの淡水魚水族館をいくつかご紹介します。他にもたくさん素敵な淡水魚水族館があると思います。機会があれば、探して足を運んでみてくださいね。

※臨時休館などの最新情報は各水族館の公式HPをご確認ください。
 

【北海道】

  • さけのふるさと千歳水族館(北海道)
    サーモンゾーンでは3つの大水槽で、稚魚、1年魚、成魚のそれぞれの姿を観察することができます。特に一番大きな水槽は、淡水魚としては最大級の大きさで見ごたえ十分!さけの仲間以外にも淡水の大型魚が泳いでいます。他にも高い透明度を誇る支笏湖を再現した円形水槽や千歳川を上流から下流まで再現した展示など、見どころがいっぱい。

【東北】

  • 環境水族館アクアマリンふくしま(福島県)
    自然光がふりそそぐ空間に、福島県内の川から海までの自然が再現されています。樹木もあり植物の豊富さも魅力です。屋外には里の自然を再現した大規模なビオトープもあり、メダカなど小川や沼の生物を見ることができます。

【関東】

  • 栃木県なかがわ水遊園(栃木県)
    海のない栃木県。地元那珂川の源流から下流までの自然を再現した水槽では、植物と淡水魚のコラボを楽しむことができます。他にも、トンネルの頭上を見上げれば、2mを超すアマゾン川の巨大魚も!!
    魚だけではなく地元栃木の自然や文化を紹介する施設でもあるので、魅力的な体験がたくさん用意されています。

【中部】

  • 世界淡水魚水族館アクア・トトぎふ(岐阜県)
    海のない岐阜県。長良川の源流から下流までを再現したゾーンは、森の中や日本の原風景をも思い起こさせる癒しの空間が広がっています。そしてアマゾン川コーナーに行けば、全長4mの巨大魚まで!!4mはド迫力ですよね。アジア・アフリカのコーナーにも3mの大物が!淡水魚ワールドを存分に味わえます。
  • 森の中の水族館 山梨県立富士湧水の里水族館(山梨県)
    海のない山梨県。透明度の高い富士の湧水を使っているせいか、まるで川の中を歩いているような幻想的な気持ちになります。何と言っても水槽の内側からも外側からも階段を上り下りしながら見ることができる二重回遊水槽で泳ぐ淡水魚たちは一見の価値ありです!私はここでかなり癒されました!
     
富士観光【森の中の水族館(さかな公園)】大人もおすすめ~山中湖そばの癒しスポット
富士五湖の一つ山中湖の玄関口(山中湖IC)からおよそ3km(約5分)の場所に、富士の湧水を使った淡水魚専門の水族館があります。河口湖ICからだと約20分の距離です。 そこは、水と森のテーマパークさかな公園内にある『森の中の水族館』(山梨県立...

 
【関西】

  • 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県)
    海はないけれど、琵琶湖を有する滋賀県。トンネル水槽では琵琶湖にしかいない琵琶湖の主、あの魚も見る事ができます。古代湖で独自に進化したユニークな世界の淡水魚展示も是非みたいポイント!水の生物、陸の生物、食文化まで幅広く学んで楽しめる水族館です。
     
  • 鳥羽水族館(三重県)
    ジュゴンが有名な鳥羽水族館も、淡水魚を楽しめるスポットです。そもそも私の巨大淡水魚との初めての出会いが、鳥羽水族館でした。大きすぎて「怖い、怖い!」と言った記憶があります。今でも2m超えの巨大淡水魚に出会えます。そして、川にいるのは魚だけじゃない!!イルカに負けないカワイイ生物に出会えます!!
     

まとめ

川は私達の生活に近い場所にありますが、身近すぎて意外と知らないことが多いと気が付きました。

あなたの家のそばを流れる川の水源はどこでしょうか?どんな生物が住んでいますか?どんな生物が絶滅しましたか?

海で問題になっているプラスチックゴミの多くは、実は川から流れて海へたどり着くそうです。身近な川を知ること、そこに住む生き物の多さに感動すること、そして守りたいと思うこと。

その様な子どもに教えたいことが、淡水魚の水族館にいっぱい詰まっていると感じました。あなたのお住まいの近くにも、川の生き物達について学べる場所があるかもしれません。是非探してみてください。
 

【水遊び&自然】~神奈川・相模川自然の村公園~隣に釣り堀&バーベキュー場も
のんびりと自然を満喫したい!じゃぶじゃぶ子どもと思う存分水遊びがしたい!桜など四季折々の花見を楽しみたい!川と親しみたい! そんな要望を皆叶えてくれる公園が、神奈川県にある相模川自然の村公園です。 特に夏場は、公園の至る所で水遊びができ、簡...