海岸で貝殻拾いをしていると、稚貝(赤ちゃん貝)や、もともと小さな微小貝の貝殻を見つけることができます。小さい貝殻だと2mm程度のものも!
小さすぎる微小貝ですが、せっかくならばそのかわいい姿を残しておきたい!
そんな時におすすめの、とても簡単な稚貝・微小貝を使った『ミニ貝殻標本』工作をご紹介します。
とても軽いので、壁に飾るのも楽々です!
名前を調べて夏休みの自由研究にすることもできます!
作り方の他にも、貝殻の名前を調べる時におすすめの本も紹介していきます。
機会があれば、是非、海へビーチコーミング(貝殻などの漂着物拾い)に行ってみてください!
『ミニ貝殻標本』工作の材料
◆材料
- 6P入りチーズの円い箱とふた
- 貼り付ける貝殻(稚貝・微小貝)
- プラ板
- ひも(ぶら下げ用)
- 軽量紙粘土(今回は百均で購入)
※ネットでも200円程度で販売されています。
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今回使った貝殻は、神奈川県・三浦半島の和田長浜海岸でビーチコーミングをした際に採取しました。
◆準備するもの
- はさみ、セロテープ、工作用ボンド、油性マジック(文字書き用)
- 箱を装飾するもの自由(今回は、ビーズとマスキングテープと水性顔料マーカー)
※今回使ったマーカーは、塗ると箱の模様に上塗りされ、元の模様を消すことができます。
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『ミニ貝殻標本』の作り方
1.箱に粘土を敷き詰める。
なるべく縁まで隙間なく、表面が平らになるように敷き詰めます。
粘土が乾燥してひび割れてきたら、少しだけ手を濡らして粘土をならしましょう。
2.ふたを作る。
ふたの中央の紙を外します。
※雪印の商品は、上から少し力をかけただけで簡単に外れました。
外した紙を型紙にして、プラ板を円形に切り抜きます。
プラ板を下からふたに、はめ込みます。
何度か微調整をしながら少しずつプラ板を切ってサイズを合わせると、接着剤なしでもピッタリとはめることができますよ!
ふたはお好みで装飾を!
3.貝殻や名前を貼る。
紙粘土が乾いたら、工作用ボンドで稚貝や微小貝を貼っていきましょう!
名前で分類してもOK!色で分類してもOK!
自由に楽しんでください!
私は、劣化して壊れかけた貝殻も敢えて貼りました。
貝殻の劣化に着目すると、内側の色や構造を知ることができますよ!
4.仕上げ
図鑑などで名前を調べたら、名前のプレートも貼っておきます。
※今回は名前プレートをプラ板で作り、工作用ボンドで貼りました。
紙粘土が乾燥すると、特に箱の縁でひび割れが出ることがあります。
気になる方は、何かで隠してください。
私は、ビーズを貼って隠してみました!
5.最後に
必要な方は、箱の裏にひもを貼ってください。
工作用ボンドで付けた後、セロテープを貼って乾かすとしっかりと接着できますよ!
あとはふたを付ければ完成です!
『ミニ貝殻標本』~自由研究におすすめ!名前調べ
我が家にある数冊の貝殻図鑑のうち、貝殻の名前を調べるのにとても重宝したおすすめの2冊をご紹介します。
ビーチコーミングに行った後は、貝殻の名前まで調べて標本にすると、夏休みの自由研究や思い出になると思います。
◆ビーチコーミングや貝殻拾いのことが詳しく載った絵本みたいな図鑑
貝殻以外にもこんなものも落ちてるの?と驚く、奥深い本です。子供にも大人にもおすすめです。
◆貝殻の特徴がとても詳しく掲載されていて、貝殻の名前を判別する時に重宝する図鑑
名前を調べるならコレ!!詳しいんです。
特に、微小貝の名前は図鑑に出ていないことが多いです。
名前がわからなかった貝殻は、いつか調べて名前プレートを追加してみてください!
完成品!~微小貝で貝殻工作を楽しもう!
完成品はこちら!
少し拡大すると、
真ん中にある、カラフルな貝殻の集まりは、どうやら同じ貝殻のようです!
きれいでしょ♪
『ムギガイ』というらしいです。(恐らく・・・。)
『くらべてわかる貝殻』という図鑑がかなり役立ちました!
(神奈川県三浦半島の和田長浜海岸にたくさん落ちていました。)
もし海岸でビーチコーミングをしたら、微小貝や稚貝にも目を向けてみてくださいね♪