たった4つのサイコロの数字を動かすだけで、日付を簡単に変えられる『万年カレンダー』をご紹介します。365日全ての日付を表現できるので一生使えます!!
今回は、秋に拾ったどんぐりや木の枝やまつぼっくりや石などを使って、息子が好きな本の世界を木工で表現した自然工作にしました。
板は、簡単に手に入る「かまぼこの板」を使っています。
作り方と木工ボンドでの接着のコツなどを、詳しく説明していきます。
万年カレンダーの材料
◆土台の板
今回は、どなたでも簡単に手に入る「かまぼこの板」(11.5cm×5.5cm)を使用しました。
かまぼこの板は、コンパクトで置き場に困りませんが、小さいので板の上をあまり装飾できません。
たくさん装飾をしたい方は、ハガキサイズの版画用版木やベニヤ板などを使ってみてください。
※かまぼこの板は、濡れたままだと反りが出やすいので、洗った後はすぐに水気を拭き取りましょう。
◆サイコロ状の木片
今回は一辺が25mmの立方体の木片を4つ使用しました。サイズは土台の板サイズに合わせて調整してください。
角材を購入して、のこぎりで切ってもOKです。
私は時短の為に、カット済の木片をインターネットで購入しました。
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◆油性マジックや水性顔料インクペンなど
絵の具で着色してもOKですが、今回は簡単に工作するためにペンを使用しました。
どんぐりや枝やまつぼっくりなどの自然素材へ着色をする場合、油性マジックは透明インクのため、マジックの色が目立ちません。可能であれば不透明インクで重ね塗りができるポスカなどの水性顔料のペンがおすすめです。
白木であれば、油性マジックでもOKです。
◆お好みの装飾材料
参考までに、今回使った材料をご紹介します。
拾った自然素材(どんぐり、まつぼっくり・枝・小石)
その他の装飾材料(フェルト・羊毛フェルト・使えなくなった鉛筆・プラ板・ビーズ・φ1.0mmアルミワイヤー・プラ板・背面用かまぼこの板)
◆その他必要なもの
木工用ボンド・はさみ・剪定ばさみ・のこぎり・セロテープ
今回は使用していませんが、必要に応じて瞬間接着剤・グルーガン(ホットボンド)・紙やすりなどもあると便利です。
万年カレンダーの作り方
カレンダーの数字部分さえ作れば、あとは並べるだけで万年カレンダーになってしまいます。
今回はせっかくなので、どんぐりや枝やまつぼっくり や小石など、身近な素材を使った自然工作にしてみました!
枝やどんぐりなどの扱い方や木工用ボンドを使った接着のコツなどもお伝えしていきます。
カレンダーの数字の作り方
月は、サイコロ一つを使って、次のように書きましょう。
日にちは、サイコロ二つを使って、次のように書きます。
6面×2の12面で1日から31日まで表せるなんて、何だか不思議ですよね。
最後に曜日は、次の通りです。
自由装飾~枝やどんぐりなどの接着のコツなども!
◆数字のサイコロを少し傾けると見やすい!
数字のサイコロを少し上向きに傾けると、見やすくなりますよ。
今回は後ろ側に板を、前側に平らなビーズを貼りつけて傾きを出しました。
わざわざ背板をつけなくても、割りばしや小枝を土台に貼っても傾きを出せると思います。お好みの方法で作ってみてください!
◆木工用ボンドで接着するコツ
木工用ボンドは乾くまでに時間がかかります。
お急ぎの方は、熱で接着剤を溶かして使用するグルーガン(ホットボンド)を使うと便利です。
今回は、グルーガンが無い方の為に、木工用ボンドで接着する時のコツをお伝えします。
今回の工作で接着しにくかったところを次の図1に示しますね。
赤い★印は、垂直の面に接着した箇所です。
青い★印は、接着面が小さく接着しにくかった箇所です。
このような場合には、次のことを試してみてください。
1.パーツごとに分割し、なるべく水平にして作業する。
2.セロテープで仮固定する。
木工用ボンドが半乾きの時にセロテープを剥がしてください。目立たない場所ならばそのまま貼っておいてもOKです。
3.各パーツ完成後、最後に合体させる。
4.1~3でも無理な時は、瞬間接着剤で仮固定してみる。
瞬間接着剤で少し固定した後、木工用ボンドで補強すると強度が出ます。
1~4の方法を組み合わせて試してみてくださいね。
木工用ボンドは乾くまでに少し時間はかかりますが、割としっかりと固定することができますよ!
万年カレンダー完成品~自然工作
今回の万年カレンダーは、帽子付きのどんぐりがキリンの頭に見えたことから、息子と一緒にお気に入りの本を題材にしてデザインしてみました。
素敵な本なので、興味のある方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
完成品は、こちらです!
陸にいる動物は、キリンとペリカン。
海にいる動物は、くじらの子どもとペンギンです!
万年カレンダーは一生使えるものです。
是非お子様と一緒に、身の回りにある素材を集めて自然工作を楽しんでみてください!