とある美術館のお土産で、我が子が選んだコクヨの『トントン紙ずもう』。なんだか古風なものを選んだなあと思ってしまった私ですが、遊んでみてびっくり。
単純で簡単な遊びの中に、かなりの工夫と遊び心が詰まっており、子供と夫の三人で感心してしまいました。その楽しさの秘訣をお伝えします。
おうち時間が長いお正月などに、家族みんなで、友達ともわいわい、昔ながらの伝承遊びをしてみてはいかがでしょうか。
一箱で全て揃う優れもの
土俵
箱のふたがそのまま土俵になります。しかも感心したのは、表面に滑り止め加工が施してあるところです。さすが文具メーカーのコクヨ製だけはありますよね。使いやすい!!
力士がいっぱい!
手で切り抜けば、すぐに使える力士がなんと39人も付いています!それぞれの人形に、横綱・大関・関脇・小結・前頭のいずれかの番付がされており、楽しさも広がります。特に番狂わせがあると盛り上がりますよ!
他にも自分で力士を作れる型紙も入っています。
小道具がにくい!
軍配・トロフィー・ご祝儀まで!
お怪我をしたら、すかさず治療!紙製なのですぐ怪我をします。
子供が治療が大好き!色々な形の絆創膏があるんですよ。
かつら、帽子、眼鏡、お面などなど色々な変装シールが入っています。
お片付けらくらく
こんなに力士がいて、小道具もたくさんあって、片付けどうするの?という感じなのですが、全て箱の中に収納してふたを閉めればらくらく終了なのです。これが親は一番ありがたいですよね。
工作してオリジナルを作る楽しみ
あらかじめ人の形になっている型に、お絵描きをしたり、塗り絵をしたり、シールを貼って自分だけの人形を作れるのが、子供にはとても楽しいみたいです。
少し難易度が上がりますが、大体ここが足で、ここが手でというように、なんとなく人型になった型紙も入っています。こちらはアイディア次第で形だけでなく強さまでも変えられます。
やはり、作るからには最強を作りたいと思ってしまうので、親の方が真剣になることもあるのですが、これがなかなかに奥が深いのです!長身ならば勝てるというものでもないし、太ければ勝てるというものでもないし・・・・・・。そこが面白さですよね!
子供の作品なので、へんてこな方々がおります。すみません。
一から人形を作りたい方にも型紙が参考になるのではないでしょうか。
取り組みの奥深さ
指でトントンする叩き方、最初の組み方、力士同士の相性、個々の力士のポテンシャルなどなど。取り組みの度に結果が変わります。勿論番狂わせも起こりますよ!
でも遊び方は至って簡単なので、子供から高齢の方まで誰でも楽しめるのがこの『トントン紙ずもう』のすごいところです。
我が家では、購入からかれこれ2年以上経ちますが、まだまだ現役の伝承玩具です。是非ご家族で過ごすお正月に『トントン紙ずもう』を楽しんでみてくださいね。