夏の花と言えば朝顔。我が家にある小学館の図鑑NEO花 の中に朝顔の色水を使った、ちょっと実験のような遊びが掲載されていたので、子どもと一緒にやってみました。
色水を作ろう!
咲いている花を使うとちょっともったいない気がしました。そこで今回は前日咲いてしぼんだ花を使用しています。7個の花を、水の入ったポリ袋に入れて手でしっかり揉んだところ、きれいに色を抽出することができました。
色水を作った後 色の変化を楽しもう!
朝顔の色水を作るまでは、よくやりますよね。我が子は小学校で、作った色水を用いて朝顔の絵を書いたことがありました。
今回は絵ではなく、色水を使って色の変化を楽しんでみます。
必要なもの
- 透明の容器
- お酢
- 重曹(今回は使用せず)
家に重曹がなかったので、お酢のみで行いました。容器を二つ用意して、両方に色水を注ぎます。その後、片方にのみお酢を注ぎます。すると写真のようにあっという間に色水が赤味をおびます(写真右)。子どもも無邪気に「えー!?」と驚いていました。
もし重曹があれば、青味をおびた色になりますので是非やってみてください。
また、重曹を入れて色が変わった色水に今度はお酢を入れると、元の色に戻っていく過程が見られ、更に子どもが興味を持ってくれると思います。
なぜだろう?と好奇心がわいてきたら
小さい頃は、マジックみたいですごいね!と親子で楽しむだけでよいと思います。学年が上がってきて、なぜだろう?と疑問を持つようであれば、一緒に考えてあげてくださいね。答えを親が教えるのは簡単なのですが、少しヒントを出しつつ一緒に調べることをお勧めします。
親御さんのために少し原理を書いておきます。
朝顔の色素は「アントシアニン」という成分が含まれています。アントシアニンは
- 酸性 赤
- 中性 紫
- アルカリ性 青
になる性質があります。薬局などでリトマス試験紙を購入して液性を調べてみると、実験気分が高まるかもしれません。
身近なものの不思議に触れて、好奇心を育てましょう!
子どもも大人も楽しんで、家族で笑顔になれたらいいですね。