【小学生算数・図形の専用教材】無料体験レビュー＆特徴まとめ～『玉井式・図形の極』

　
小学生の我が子が図形に興味を持ち始めたので、オンライン講座『玉井式 KIWAMI AAA＋図形の極（小学生）』の『無料体験』をしてみました。

無料体験と言えど、体験テキストは充実の80ページ。
楽しいアニメーション映像が視聴できるWebコンテンツも使い放題です。
　

今回は、Gakken Groupの学習塾「イング」にて、『玉井式 KIWAMI AAA＋図形の極（小学生）』のオンライン講座を無料体験しました。問い合わせに対する返答も迅速で、とても真摯的な対応でした。

無料体験の感想だけでなく、『無料体験の申し込み方法』・『資料請求』・『問い合わせ』の方法についても、詳しく解説していきます。

　
『玉井式』とは、『イメージング力を伸ばす』をコンセプトとした、全国の学習塾のみならずインドなど海外でも取り入れられている学習教材です。
（図形の極の他に数の極などの教材も展開しています。）
　

　
今回無料体験をしたオンライン講座『玉井式 KIWAMI AAA＋図形の極（小学生）』は、玉井式の『図形問題の専用教材』です。その特徴を簡単にまとめると、
　

動画
楽しいアニメーション映像や、先生の解説動画・ヒント動画があるので、初めて習う分野でも理解しやすい。特に図形問題はイメージすることが難しいので、動くと理解しやすい。
　
自分のペースで取り組める
学年・年齢に関係なく自分にあった級から始めることができ、少しずつステップアップしていく進級制。学習のペースも自分で決められる。
　
自分だけの学習分析（AI）によるオリジナルの反復学習
テキストと並行して取り組むWebコンテンツは、間違えの傾向などをAIで分析してくれるため、効率良く反復学習ができる。
　
わからないままにさせない
Webコンテンツでは確認テストや進級テストを受け、紙のテキストは先生によるチェック（zoomもしくは、郵送）を受けるため、わからない問題はきちんと解決できる仕組みになっている。
質問・相談もzoomで可能！

体験に際し、パソコン操作に慣れていない人でも安心の『詳しい操作マニュアル』が手元に届きます。また、何度か不明点をメール質問した際にも迅速に対応していただきました。

　
アニメーションを駆使した図形問題の専用教材とはどのようなものか興味がある方は、是非気軽に問い合わせてみてください。
　

【特徴】～KIWAMI AAA＋図形の極
【学習の進め方】～図形の極
【難易度について】～図形の極
【無料体験レビュー】～図形の極
【無料体験】【資料請求】【問い合わせ】の手順

【特徴】～KIWAMI AAA＋図形の極

玉井式『KIWAMI AAA＋図形の極』は、

Webコンテンツとテキストの両方を使った学習教材で、学年や年齢に関係なく自分に合った級から、自分のペースで一歩ずつステップアップできる進級システムが特徴です。
　

　
10級から１級までの級があります。
　
『玉井式・KIWAMI AAA＋図形の極』の最大の特徴は、『AAA＋（エーエーエープラス）』という言葉の意味を知るとわかりやすいです。
　

【小学生算数・図形の専用教材】無料体験レビュー＆特徴まとめ～『玉井式・図形の極み』

１．Animetion（アニメーション）

自分の級のWebコンテンツを開くと、「○○級・回転体」「○○級・サイコロ」というような複数の単元に分かれています。

この中から自分が今日学習したい単元を開くと、まず導入のアニメーションを見ることができます。楽しいキャラクターや先生の解説などが流れるので、学校で習っていない内容でも子供が一人で理解しやすくなっています。

また問題を解く際にも、ヒントや解答など理解の助けになる動画を見ることができます。
（ヒントや解答がない問題も含まれていますので、自力で問題を解く力も鍛えられます。）
　

２．AI（人工知能）

一人ひとりの得手不得手を分析して、次に出題する問題などをAIが判断してくれる機能があります。

効率良く反復学習や復習ができるという大きなメリットがあります。
　

３．AR（拡張現実）

Webコンテンツで学習する方法は、Web版（指定のアドレスにアクセスして開く）とiPad専用アプリ版の2種類があります。

iPad専用アプリ版で学習すると、AR機能を使うことができます。（Web版では使用できません。）
対応機種などは、無料体験をすると一覧表が送られてきます。ご自宅のiPadが対応しているか、問い合わせフォームからも確認可能だと思います。

AR（拡張現実）とは、タブレットのカメラで図形を認識させ、あたかも現実に図形があるかのように画面に投影させることができるものです。指でタップして色々な方向から図形を確認することができます。
　

全ての単元で使用できるわけではありませんが、大人がやっても遊び感覚でとても楽しいです！

iPadがご自宅にある方は是非「iPad専用アプリ版」で学習してみてください。
（アプリは結構容量が大きいので、体験が終了したら削除した方がよいと思います。）

息子は大喜びだったので、きっと多くのお子様が図形の楽しさを実感できる機能だと思いました。

４．＋テキスト

Webコンテンツと並行してテキストを解くことで、学習した内容を定着させることができます。
Webコンテンツ上にヒント動画もあります。

テキストにはWebコンテンツにはない図形問題が出題され、逆にWebコンテンツにはテキストにない図形問題が出題されます。

zoomによる「テキストcheck」に参加するか、テキストを郵送してチェックしてもらうため、きちんとテキストをこなしているかフォローしてもらえます。
　

玉井式には『数の極』という教材もあります↓

【小学生算数】アニメーション＋テキストで公式の暗記に頼らない!～『玉井式・数の極』

算数オンライン講座『玉井式 KIWAMI AAA＋数の極（小学生）』は、アニメーション映像とテキストの両方を使い、公式の暗記に頼らずに考えて解く力がつく学習教材です。小学生（新3年）の息子が『数の極』の1か月体験をしたので、体験のレポート...

【学習の進め方】～図形の極

無料体験だけですと「学習の進め方」がわかりにくかったので、何度かメールで問い合わせをして確認しました。

　
玉井式『KIWAMI AAA＋図形の極』は、Webコンテンツとテキストの両方を使った学習教材です。
　

　
実際に受講する場合には、お子様の現在のレベルに合った級から始めることができます。
（今回は無料体験だったため、学年相当の級（10級～7級）の体験版を学習しました。）
　

確認したところ、特に図形の場合には、あえて簡単なところから始める方がかなり多いそうです。

　
級が決まったら、学習を進めます。

Webとテキストのどちらを先に取り組むかは、級によっても異なるそうです。実際に受講される方は、相談してみてください。（無料体験の場合は、Webからでよいと感じました。）

◆Webコンテンツの学習の進め方

　
単元とは、「○○級・回転体」「○○級・サイコロ」というような、学習項目のことです。それぞれの級に複数個存在します。
　

※１　問題を解く時
導入やヒントの動画を見ながら問題を解きますが、解かなくても理解できる場合には、強制終了させて問題を解かずに飛ばすことが可能です。

　
確認テスト・進級テストが合格点未満でも、何度でも受験することができます。
進級テストに合格すると、1～2営業日で次の級を見ることができるようになります。

◆紙テキストの学習の進め方

※2　問題を解く
Webコンテンツ上で、テキストのヒント動画も見ることが可能です。
問題は全て解く必要があります。

※3　テキストcheck
テキストが終わったら、zoomによるテキストcheckを受けます。
　
集団講座受講の場合には、月4回程度開かれるzoom開催日を確認し、予約してから受けます。（個別講座受講の場合には、月に1回個別zoomスクリーニングを受けます。）

テキストcheckは、テキストを郵送して行うことも可能です。
テキストcheckが終了すると、2～3日で新しいテキストが届きます。

【難易度について】～図形の極

『玉井式 KIWAMI AAA＋図形の極』は難しいという口コミが、実際のところ割と多いようです。

「級と難易度」や「受講者の方の様子」などについて、ご担当者にうかがったので、少し触れておきます。
　

あえて簡単な級から始め、徐々に図形問題に慣れたいという受講者も多い。
　
1級まで受講すると、中学受験に必要な内容がかなり網羅される。
難関校となると多少の不足はあるかもしれないが、例えば塾に通うことになった時に、”何を言っているかさっぱりわからない”というような事にはならないレベルである。

※あくまでも、一つの意見としてご参考になさってください。
　　

今回の無料体験（10級～7級）の感想は次の章でご紹介いたします。

【無料体験レビュー】～図形の極

我が子が、『玉井式 KIWAMI AAA＋図形の極』の無料体験（10級～7級）を通して感じたことをまとめてみます。
　

無料体験は、自宅でWebコンテンツやテキストを解くだけなので、zoom参加はありません。

　
希望すれば、指定された日時でzoom説明会に参加できるそうです。
ガイダンス（学習の進め方やwebコンテンツの使い方等）を受けたり、質問をすることができます。
　

◆一番の印象は

やはり、図形問題は頭の中でイメージするのが難しいので、画面上で図形が動いてくれるという点がとても分かりやすかったです。イメージしやすいです！

例えば、

　
上図のように、”長方形（黄色）を軸を中心に回転させた時にできる図形は何か？”を考える時、くるくると画面上で図形が回転してくれるとわかりやすいですよね。

最初はヒント動画を多めに、慣れてきたらヒント動画なしでも解けるようにというような工夫がされているので、少しずつ図形に慣れていけると感じました。
　

◆図形と遊ぼう！

テキスト内の図形からタブレット画面内へ図形が飛び出してくるAR機能などは、指を使って図形の回転・サイズ変更・展開などが可能なので、とても楽しかったです。

どちらかと言うと遊びの要素が強いのですが、我が子はとても喜んでいました。
図形問題に親しみ、楽しむことに繋がると思います。
　

ただし、Web版（特定のアドレスにアクセスして学習）では使用できません。
iPad専用アプリ版のみで使える機能になっています。対応機種をお持ちの方は、是非専用アプリ版の方で試してみてください。

◆まぐれ正解を防ぐ効率的な反復学習

AI（人工知能）を使って問題を作成しているので、自分だけの得手不得手に合わせた出題になっているようです。

不正解だと類題が何度も出題される印象で、まぐれ正解のまま進むことの防止になる気がしました。
あまりに不正解が多いと「先生に通知します。」というようなメッセージも出ましたので、もしかしたら何らかのフォローが先生から来るのかもしれません。
　

◆テキストについて

テキストは、とてもシンプルで読みやすいです。（絵は最低限です。）
1つの単元あたりの量は、決して多くはないので安心して取り組めると思います。
Webコンテンツでしっかり学習していれば解けるレベルでした。
　

◆難易度

もうすぐ小学3年生になる我が子は、レゴや立体パズルは好きですが、実生活では空間認知能力が低い傾向があります。図形問題が得意なわけでもありません。

今回、無料体験版では10級～7級を学習しました。

全体としては簡単な問題や少し考えれば解ける問題が多いと思いましたが、その中にところどころ難しいなと感じる問題が混在していました。

特に7級になると、無料体験内では理解できない分野もありました。
　

実際に受講する方は、やはりzoomによる質問を活用した方が良さそうです。

◆パソコンが苦手な人でも

パソコン操作が苦手で、オンライン講座はちょっと不安という方や無料体験ができるか心配という方でも、安心できる丁寧な操作マニュアルでした。
　

　
一度もアプリを入れたことがない方も、書いてある通りに操作をしたらアプリを入れて使い始められるくらい、細かく親切に書いてありました！

それでも不安な方は、希望者のみ参加できるzoom説明会の案内メールが、無料体験の前に来ると思いますので、参加してみてくださいね。
　

無料体験期間中、「お子様の様子はいかがですか？」という内容のメールと、「継続の意思があるか否かの確認」のメールは来ましたが、勧誘のようなものはありませんでした。

むしろ、体験すればする程疑問が湧いてきて、こちらから何度も問い合わせをしました。その度に毎回親切に回答していただき、安心感がありました。

【無料体験の感想まとめ】

体験版と言えど、実際に受講しているような感覚で学習できます。
テキストは80ページもあり、レベルも10級～7級まで体験できるので、テキスト（解答付）をもらうだけでも無料体験の価値があると思いました。
　
中学受験など高いレベルを求めている方には、最適の教材だと思います。　
　
中学受験はしない、特に高いレベルを求めていない我が子のようなお子様でも、『図形問題に慣れる』『イメージング力を訓練する』『楽しむ』という観点から、とても有効な教材だと感じました。　
自分にあった級から、自分のペースで取り組めるのがポイントだと思います。