【プログラミング】1年目の感想(レゴスクール)~教室でしか『出来ない事』と『出来る事』

【プログラミング】1年目の感想(レゴスクール)~教室でしか『出来ない事』と『出来る事』 プログラミング

 
息子は、レゴが大好きで小学1年生からレゴスクールに通っています。
小学3年生からはプログラミング講座も始まり、今現在、プログラミング歴が1年となりました。

この記事では、

  • 実際にプログラミング講座を1年間受講した感想
  • 「プログラミングは、通塾ではなく家でも学べるのかどうか?」についての考察

などを掲載しています。
 

プログラミング講座の最初の2、3回は、パソコンの使い方もわからないため、「難しい、難しい。」と言っていた息子でしたが、すぐに「プログラミングは楽しいよ。」と言うようになりました。

子供の慣れは驚く程に早いものだと気付かされました。
教室の他のお友達も、みるみるうちにプログラミングを習得しています。
 
 

1年間、プログラミング教室で学んで感じたのは、パソコンに向かっているだけが設計ではないということです。

 

例えば、どのような動作をさせたいのかなど、事前に頭の中だけで思考錯誤をする場面もたくさんあります。
 

『子供に何を学んでほしいのか?』によって、プログラミング教室に通う必要があるのかどうかも異なってくると感じました。
 

【子供に学んでほしいことの例】

  1. 思考錯誤をしながら、ロボットに思った動きを実現させるプログラミング技術(コーディング)を学んでほしい。
     
  2. ブロックなどを使って、力学の視点も考慮しながら、ロボット形状を設計する技術を学んでほしい。
     
  3. ロボット形状を設計することと、ロボットの動きを制御するプログラミングの両方を学んでほしい。

 

レゴにはレゴの素晴らしさがありますが、ブロック遊びが得意でないお子様が、プログラミング学習に必ずしもブロックを取り入れる必要もないのかなと思います。

 
お子様に何を学んでほしいのかによって、プログラミング学習のやり方も一通りではないと感じました。その辺りを詳しくお伝えしていきたいと思います。
 

レゴを使った教室だから出来る事

この章では、実際にレゴスクールのプログラミング講座を受講してみた感想をふまえ、次の3項目についてお伝えしていきます。

  1. レゴを使うメリット
  2. プログラミング教室に通うメリット
  3. レゴスクール以外のプログラミング教室

 

1.レゴを使うメリット

息子がレゴスクール(プログラミング教室)で実際に使っている教材は、レゴエデュケーションの『SPIKEプライムセット』です。

 

感想1:複雑な動きを再現できる
 

レゴエデュケーションの『SPIKEプライムセット』

 
上の写真は、息子が実際に使っているレゴエデュケーションの『SPIKEプライムセット』です。
(下段にもパーツがたくさん入っています。)
 

レゴのプログラミング教材はパーツの種類も多いので、複雑な動作を再現することができます。ここがレゴの醍醐味だと私は思います。
 

一方で、裏を返すと、組み立てが少々難しい教材だとも言えます。
ですから、まずは、組み立て図を見ながら基本形状を組み立てます。
 

基本形状の組み立て図

 

組み立て図を見ながら組み立てていくことで空間認知能力も高まると感じました。それから、自分なりのアイデアを膨らませていくようなイメージで授業が進行します。
 
※ある程度回数を重ね、子供が達が慣れてると、形状も一から自分達で設計していくことが増えてきます。
 

感想2:力学などの知識も自然と身につく

例えば、テコの原理で支点・力点・作用点を考えながら、どうすれば遠くまでものを飛ばせるかを考える授業もありました。原理がよくわからなくても、実際にレゴで形を作って実験をしているうちに、「ああこうすれば遠くに飛ぶんだな。」と理解していきます。
 

複雑な形を作ることができるレゴだから、力学も考慮した設計が可能なのだと感じました。レゴは、世界中で使われている優秀な教材だと思います。

 

【保護者の本音】
保護者同士で「力学なんて難しすぎて私達にはわからないですよね。中学生で習う内容でしたっけ?高校でしたっけ?」と苦笑いすることもしばしばあります。

子供達がどれ程理解しているのかは不明ですが、将来的に物理や数学の学習につながっていくテーマをたくさん取り扱っていると思います。これもレゴブロックの魅力の1つだと感じました。

 

2.プログラミング教室に通うメリット

通信教育や独学ではなく、プログラミング教室に通うメリットは何か考えてみました。
 

感想1:困ったときにその場ですぐに質問ができる

  • プログラミングは初めてで、一人だと不安である。
  • そもそもパソコン自体、あまり触れる機会がなくて不安である。

 
そのような場合、専任のインストラクターとやり取りしながら作業が出来た方が安心できると思います。
 

感想2:「もっとこうしてみたら?」というアドバイスをもらえる

実際に息子も、色々なアドバイスを受けながら、変更や改造を繰り返して作成しています。納得がいかず時間を過ぎても先生と2人で修正を加えていることも時々ありました。
 

やはり、プロの的確なアドバイスは大切だなと感じました。

 
感想3:他のお友達との関係

プログラミング教室に通ってみて驚いたのは、1つの課題を与えられても一人として同じプログラミングを作っていないですし、レゴで作るロボットの形状も様々です。

「なるほど、その手があったか!」
「自分なら、もっとこうするだろうな。」

と、息子は、お友達からかなり刺激を受けているようです。
 

レゴスクールの場合には、年に数回、親やお友達の前で自分の作品について発表する機会があります。自分の考えをまとめたりそれを他者にわかりやすく説明する訓練にもなっていると思います。
 

プログラミング教室によって、カリキュラムが異なるので、気になる教室があれば確認してみるとよいかもしれません。

 

【保護者の本音】
ちなみに、息子が通っているレゴスクールの保護者同士の会話の中で、「月謝が高いからいつでもやめていいよと親が言っても、楽しいからやめないと子供が言うんだよね。」、「うちの子も、そうですよ。」、「将来、何かの役に立ってくれ(笑)。」というような会話を何度かしたことがあります・・・。

正直なところ、我が家ではレゴスクールの月謝が家計を圧迫しています。続けるかやめるか夫婦でも意見が分かれます。
 
それでも、子供が今一番興味を持っていることを応援することが、個性を伸ばしたり好奇心を育てることにつながると考え、我が家では続けることにしました。将来、何かの役に立つかは不明です・・・(笑)。

 
子供の言い分としては、遊びの延長のようでとにかく楽しいのだそうです。
 

3.レゴスクール以外のプログラミング教室

レゴを使ったプログラミング教室は、レゴスクールだけではありません。
 

近くにレゴスクールがない方や、オンライン受講も考えている方は、『LITALICO(リタリコ)ワンダー』というITとものづくりに特化した教室もあります。

運営元の『LITALICO』という会社は少し聞きなれないかもしれませんが、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、『ひとはちがう。それでいい。そこからはじまる。』
という想いと大切にしてる会社です。
 

出典)LITALICO(リタリコ)ワンダー

 

相場より価格は高めの印象です。
しかしながら、授業回数を相談できたり、オンライン受講のクラスがあったり、その子に合った受講スタイルを選べ、授業についていけるか不安な方にとっても安心感のある魅力的な教室とだと感じました。

 
オンラインも対応している体験授業もあります。

しかも、事前にお子様のスキルを確認して、個別に授業内容をカスタマイズしてくれるとの事でしたので、興味のある方は一度相談してみてください。
 

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【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】

 

プログラミング教室はどこの教室もそれなりに高額なので、体験をしてじっくり検討し、お子様との相性を確かめておくと安心です。

 

レゴを使わなくても出来る事

レゴは組み立てが少々難しいので、できればプログラミング教室へ通うか、先生と対話できるオンライン受講の方が、個人的にはお薦めです。

しかし、次のような方は、別の学習方法もあります。
 

こんな方は別の学習方法も・・・

  1. レゴよりもっと初心者向けのブロックを探している方。
     
  2. ブロックは使わなくても、ゲームのように画面上で何かを動かすプログラミングを学びたい方

  

1.レゴよりもシンプルなブロックを使いたい場合

初心者向けのロボットプログラミングとしてお薦めなのが、SONY(ソニー)が手掛けるKOOV(クーブ)という教材です。
 

息子も小学2年生の時に、体験でKOOVを使ったことがあります。

 
ブロックの形がレゴとは異なるので最初は少し戸惑っていた息子でしたが、構造がレゴよりもシンプルで組み立てやすいので、すぐに慣れました。
 

KOOVは、大手通信教育教材・Z会のプログラミング講座でも取り扱っています。
 

出典)Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション

 

紙のテキストも使いながら理解を深めていく点も特徴です。
 

実際に資料請求をしてみて、紙のテキストの中にも、教えるプロ・Z会のノウハウがたくさん詰まっていると感じました。
 
課題に対する国語、算数、理科、社会、英語の問いに触れながら、考えを深める問いかけをしてくれます。

  
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2.ブロックを使わずにプログラミングだけ学びたい場合

ブロックを使わずに画面上のみでプログラミングを学ぶ方法をご紹介します。

ブロックを使うよりもこちらの方がゲーム感覚なので、子供にとっては馴染みやすいかもしれません。
 
 

LITALICO(リタリコ)ワンダー

「やはり、対面で教えてもらう方が安心だな」と思う方には、LITALICOワンダーにも『ゲーム&アプリ プログラミングコース』があります。

出典)LITALICO(リタリコ)ワンダー

 
LITALICOワンダーでは、プログラミングなどの技術以上に、子どもたちが自分で考え、何かを形にした経験から得られる力を大切にしているそうです。

運営元の『LITALICO』という会社は、「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げていますので、子供に寄り添ってくれるきめ細かなフィードバックで、プログラミングが初めての子供でも基礎から学ぶことができる教室だと感じました。
  

LITALICOワンダーはITとものづくりに特化した教室なので、プログラミング以外にも子供の個性に合わせ多彩なカリキュラムがあります。
 

子供の個性を大事にしている点が特徴だと思います。

  
参考)子ども新聞に掲載されていたLITALICOワンダーの広告によると、コースに迷ったら『ゲーム&アプリ プログラミングコース』を選択すると良さそうです。
 

読売KODOMO新聞に掲載されていたLITALICOワンダーの広告

 
通塾の他、オンライン授業も選択できます。

『ゲーム&アプリ プログラミングコース』は、自分でゲームやアプリを作成をする講座なので、子供でも楽しみながらプログラミングが学べると思います。
 

オンラインも対応している体験授業もあります。
 

\ こちらから体験授業申し込みも可能 (PR)/

【LITALICOワンダー_プログラミング・ロボット教室】

 

プログラミング教室はどこの教室もそれなりに高額なので、体験をしてじっくり検討し、お子様との相性を確かめておくと安心です。