【体験談・感想】レゴスクールでプログラミング体験をしました!

【体験談・感想】レゴスクールでプログラミング体験をしました! プログラミング

 
レゴスクールでプログラミング体験をしてきました。コースは小学1年生以上が対象のコードクリエイターコースです。レゴのWeDo2.0という教材を用いてビジュアルプログラミングを行う初心者向けのコースです。

体験料は3500円、体験時間は約90分です。

我が子は、普段からレゴスクールに通っていますが、プログラミングコースは初体験です。体験内容や感想に加え、普段レゴスクールに通っているからわかるレゴスクールの特徴などをお伝えします。
 

コードクリエイターコースで使用する教材はWeDo2.0の基本セットです。

出典:レゴスクール

 
今回の体験では、回転する仕組みを利用して扇風機を製作しました。
風を強くするにはどうしたらよいか?など、ワークシートなども使いながら、構造面とプログランミングの制御面で思考錯誤を行います。
 

 
そして、回転する仕組みを使ってもう1つ作ったのが、アニメーションです。こちらは音も入れたりして皆さん大興奮でした!
 

【体験談・感想】レゴスクールでプログラミング体験をしました!
体験風景

 

ベースの形は組み立て図を見ながら制作しますので、レゴブロックが初めての方での取り組みやすいコースだと思いました。ギアなど、構造を学ぶ視点もきちんと含まれています。

プログラミングは指一本で感覚的にできるビジュアルプログラミングなので、まずはあれこれプログラミングしてみたり、それを変更してみて何が起こるのか試してみて・・・という流れです。自分で作ったプログラミングコードで物が動くんだ!ということを誰でも実感して楽しめるコースだなと思いました。

プログラミングが初めてで少し不安な方、あるいはレゴが初めてで少し不安な方でも、楽しくプログラミングを始めることができるコースだと思います。
 

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出典:レゴスクール

 
我が子はレゴスクールに通い始めて2年目になります。最初の1年は、夫婦間でもレゴスクールに通い続けるか意見が分かれていました。

我が家が感じた、主なデメリットは2つ。
 
1.費用が比較的高めである。
2.家でもできるのに通うメリットがわかりにくい。

 
というものでした。

きっと同じようなことをデメリットとして挙げる親御さんはいるのではないかと思います。費用面に関しては、正直なところ高めだと思います。プログラミングコースの月謝は13,000円~ですし、別途教材費がかかります。(月謝の詳細はレゴスクールに直接問い合わせてください。)

でも、2年目に入り、その費用に見合うだけのメリットを感じるようになりました。レゴスクールならではの特徴についてお伝えします。
 

その1 課題のユニークさ!

毎回ユニークな課題が出ます。例えば、

〇〇を救出するのにどのようなものがあればよいか考えて、自分なりに形を作ってみよう!

など、ゲームやストーリーを混ぜながら好奇心想像力を刺激してくれるユニークな課題がたくさんあります。基本構造を組み立て図を見ながら組み立てて、原理を理解してからアレンジする時もあれば、完全にゼロからオリジナルを作ることもあります。

もし基本原理を学ぶだけであれば、他のプログラミング教室や通信教育でも学べると思いますが、課題のユニークさにレゴスクールらしさが出ていると私は感じています。

レゴ社の教育理念として、次のグラフが掲載されています。

図1 出典:レゴスクール

 

インストラクターは「少し難しそうだけど頑張ればできそう」という適切な課題を投げかけ、子どもたちの自発的な学びの環境を作ります。

引用:レゴスクールHP

 
これが、我が子でも楽しく、そして集中できるポイントだと思います。
 

その2 活発なコミュニケーション!

 
レゴスクールは少人数制です。定員はコースによっても異なりますがおよそ6名です。例えば我が子のクラスは現在3名、今回の体験は4名でした。

インストラクターと自分の2者間のやり取りは勿論、インストラクターとクラス全員が活発にコミュニケーションを取りながら授業進行している印象が強いです。「私は、こう作りたかったけどここが上手くいかないな。どうしてかな。」とか、「こういう風に考えてこんな形にしてみたよ。どう?」というようなことが、インストラクターだけではなくクラス全員に共有されている雰囲気です。

時には、お友達とペアを組んで課題に取り組んだり、発表形式の授業の日もありますが、特別なことがなくても、自分の意見を言ったり相手のアイディアに刺激を受けたりという雰囲気が気に入っています。これは、少人数制のメリットかなと思います。
 

その3 バランスの取れたSTEAM教育!

 
授業の中では、繰り返し繰り返し力学の基礎が登場します。テコの原理、ギア(歯車)、滑車の他、カムやエネルギーの蓄積など、ここまでやるんだなと思うようなことが、遊びを通して学べるプログラムだと思います。
 

図2 出典:レゴスクール

 
図2を見てください。これからの時代必要とされている「STEAM教育」をレゴスクールでもベースにしています。多くのプログラミング教室がSTEAM教育を理念に掲げていると思いますが、私が感じるレゴの特徴は、理系の技術だけに特化するのではなく、どれもバランスよく取り入れている点です。

力学やプログラミングの基礎を学ぶことは勿論、

  • 環境問題や宇宙の問題など科学や時事のテーマを取り入れた課題も出題されている。
  • 作った作品だけではなく、なぜ、どのような意図で作ったのか、というプロセスを大切にしている。

など、幅広い視点で物事を見る機会を与えてくれていると感じます。
 

やはり、レゴスクールにはレゴ好きな子が多いです。我が子もその一人。でも、レゴ好きだけではもったいない!

レゴに今まで興味が無かった人でも楽しめるコースがたくさんあると思います。

答えがない問い、そして個々の発想を尊重してくれる、遊びを通して楽しく学べる場です。機会があれば、体験してみてくださいね!

 

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