今年は好条件!2023年の8月は『ペルセウス座流星群』を見よう!~日付・時間・観察のコツ

今年は好条件!2021年の8月『ペルセウス座流星群』を見よう!~日付・時間・観察のコツ 観察・実験・知的好奇心

 
今年は、『ペルセウス座流星群』をたくさん見られるかもしれません。時期はちょうどお盆前の夏休み!月明りも少なく好条件です!

夜半から夜明け近くに、眠さを吹き飛ばす感動を味わってみたい方に向けて、『ペルセウス座流星群』の見える日付・時間・観察のコツなどを詳しくお伝えします。

「流星群とは何か?」「なぜ星座の名前が付くのか?」などの流星群に関する詳しい解説を知りたい方は、下記の記事に詳しく書いてありますので、そちらも参考にしてみてください。
 

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本記事では、観察に関することをメインにお伝えしていきます。
 

ペルセウス座流星群の特徴

毎年安定して多くの流星を見ることができる3大流星群の中でも、水色・緑・オレンジ・青・黄色など色のついた流星も多く、スピードも速いので、見ごたえがあるのがペルセウス座流星群の特徴です。

しかも、ペルセウス座流星群が見える時期は、ちょうど学校が夏休み中、お盆前の8月です。平日であっても子どもと一緒に観察しやすいのも特徴の一つです。
 

 
ペルセウス座のそばにある放射点を中心として、放射状に流星が見えます(図1)。どの方角を見るということではなく、空全体を観察してみましょう!
 

★豆知識★

ペルセウス座は、ギリシャ神話の勇者ペルセウスの姿をした星座です。ペルセウスは、髪の毛がへびの魔女メデューサを倒した勇者です。ペルセウス座は、片手に剣、もう片手にメデューサの首を持っている姿をあらわしています。

  

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2023年8月の観察に適した日付と時刻

流星群を簡単に説明すると、太陽の周りを回る砂粒などのちりの帯の中に地球が入ることで、そのちりが地球の大気に突入して光を放つ現象です。

流星群の活動が活発になる日を極大とよびます。
 

***2023年の予想***

月明かりの影響はそれほど気にせず観察できそうです。

流星出現:8/11~8/14
 ※21頃から見え始め、夜半から夜明け前にかけて多く見えます。
 ※極大は8/13 17時頃。

最も多く出現する日時:8/14夜明け近く(東京で3時頃)

1時間あたり最大流星数:30
 

夏休みに、是非、夜空を見上げてみてください!

 

参考)国立天文台・ほしぞら情報

 

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観察のコツ

★なるべく開けた場所で見よう!

★なるべく光の少ない暗い場所で見よう!

★空全体を眺めよう!

★なるべく15分は観察を続けよう!
いつ見られるかは運次第!あきらめずに15分粘ってみましょう。

★首に気をつけよう!
ずっと空を眺めていると首が痛くなります。背もたれのある椅子に座ったり、レジャーシートに横になって観察してみましょう。

★体温調節
夏とは言え、高地などは寒いため上着があると便利だと思います。虫よけにもなります。暑い時はうちわもあった方がよいかもしれませんね。

★蚊に注意
夏真っ盛りなので、虫よけスプレーや上着など虫よけ対策もお忘れなく。

★明かり
明かりはなるべく暗いものがよいでしょう。赤いセロハンを手持ちの懐中電灯に貼ると目が暗闇に慣れやすいそうです。
 

たくさん見ることができるといいですね☆彡
楽しい夏の夜をお過ごしください!